下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

シアターアーツ2013年・年間回顧アンケート

シアターアーツ2013年・年間回顧アンケート

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優秀作品

公演名・1
維新派「MAREBITO」(岡山・犬島海水浴場)
公演名・2
松田正隆×松本雄吉「石のような水」(西巣鴨・にしすがも創造舎)
公演名・3
木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談 ―通し狂言―」(池袋・あうるすぽっと)
公演名・4
東京デスロック「シンポジウム」(横浜・STスポット)
公演名・5
オフィスコットーネ・大竹野正典作品連続上演「黄昏ワルツ」「海のホタル」「山の声」(レンタルスペース+カフェ 兎亭ほか)
推薦順位
上記の並び順
優秀アーティスト・ベスト3

優秀アーティスト・1人目
松本雄吉(劇作家、演出家)
優秀アーティスト・2人目
杉原邦生(演出家)
優秀アーティスト・3人目
QUICK(コレオグラファー、ダンサー)
優秀実験作品

優秀実験作品
MuDA「G」(京都芸術センター)
優秀実験アーティスト
QUICK(コレオグラファー、ダンサー)

新人アーティスト
QUICK(コレオグラファー、ダンサー)

コメント
 2013年は演出家、松本雄吉(維新派)が日本現代演劇におけるひとつの到達点を示した年だった。瀬戸内国際芸術祭2013に参加し、岡山・犬島で海水浴場から眺められる島々を借景に維新派「MAREBITO」は日本のルーツとしての南島論を展開した。スペクタクルに溢れ維新派の野外劇の魅力を堪能できた舞台だった。大雨の中での観劇となったが、いくつかの場面は息をのむほどに美しく、忘れがたい印象を残した。
 松本がF/T2013にも参加、松田正隆(マレビトの会)の書き下ろした会話劇を独自の手法で演出し新たな姿を見せ「石のような水」も今年の収穫。松田の書き下ろした会話劇系の脚本に松本が不思議なセリフ回しで演出をつけ、これまでに見たことがないような不思議な舞台空間を立ち上げた。タルコフスキー「ストーカー」「惑星ソラリス」を下敷きにポスト3・11の日本の状況を重ね合わせた。
 ポストゼロ年代の若手劇団では「東海道四谷怪談 〜通し上演〜」など木ノ下歌舞伎の躍進が目立った。

観劇本数 150本

AICT演劇評論賞 徳永京子、藤原ちから「演劇最強論」(飛鳥新社