下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

Dance Circus 39−1

「Dance Circus 39−1」(アートシアターdB)を観劇。

ヴァンカラバッカ 、山口佳子 、加藤至 、原和代 、FUPRO-ject
ヴァンカラバッカ  『 時間の残り 〜E・イヨネスコ『禿の女歌手』より〜 』  構成・演出:ヴァンカラバッカ 出演:安政由香
山口佳子 『 れもんっ 』 作・出演:山口佳子
加藤至+白石紗知子『リンカク』 構想・演出:加藤至 振り付け・出演:白石紗知子 音響:春田雄一朗
原和代 『ライオンに鏡』 振付・出演:原和代 出演:前田有香子(劇団太陽族) 音響素描:金子進一(T&Crew) 衣装:三原愛美
FUPRO-ject  『dry-flower』 構成・振付:田岡和己 Dancer:ノブタアイコ・中島彩 音:濱谷光太郎 衣装:村上瑞子

この日見た5組の作品なかではFUPRO-ject『dry-flower』が面白かった。FUPRO-jectは聞きなれないユニット名だが、Lo-lo Lo-lo で振付を担当していた田岡和己と、BISCOで活動中のノブタアイコによるダンスユニット。 田岡和己の作品を見るのは昨年6月のJCDNの公開選考会にLo-lo Lo-lo Dance Companyで参加した作品を見て以来でほぼ1年ぶりとなる。その間に活動がないのでどうしたんだろうと疑問に思っていたのだが、残念ながら Lo-lo Lo-lo Dance Companyは解散ということになったらしい。ただ、この作品は実はLo-lo Lo-loとして昨年12月にニューヨークで初演した作品のダンサーを交代しての再演であって、さらに今回はダンサーとしてLo-lo Lo-lo にも参加していた中島彩も参加した。そのため基本的には従来のLo-lo Lo-loの延長線上にある作品にはなっている。
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