坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT 第82夜「第1回『ももいろフォーク村』オーディション 」
セットリスト
M01:Musician (ももクロ/THE ALFEE)◎
M02:マホロバケーション (ももクロ/ももクロ)◎
M03:Tail wind (高城れに/高城れに) 新曲◎
M04:あの日、私の歌が生まれた (しおり&いづみ/加藤いづみ)◎
M05:髪を切ってしまおう (あーりん&いづみ/加藤いづみ)◎
M06:言葉 (夏菜子&いづみ/加藤いづみ)◎
M07:ももいろフォーク村の歌 (ももクロ/ね)◎
M08:ゴリラパンチ (Anchang/ももクロ)
M09:ももいろパンチ (宇宙まお/ももクロ)
M10:コバトン RISING! (にゃんたぶぅ/にゃんたぶぅ)
M11:ココ☆ナツ (にゃんたぶぅ/ももクロ)
M12:オレンジノート (VOJA-tension/ももクロ)
→Amazing Grace→星空のディスタンス
M13:全力少女 (岡田実音&MARICO/ももクロ)
M14:失格 (栗本柚希&伊藤千由李/橘いずみ)
Go! Go! BAND GIRLZ & BOYS
M15:青春賦 (ももクロ&ELADYSUN・山野内将大さん/ももクロ)◎
M16:人間だから悲しいんだ (村長&Z ALFEE/THE ALFEE)◎
M17:笑一笑 (ももクロ/ももクロ)◎
いまの4人の状況を彷彿とさせるTHE ALFEEの「Musician」を歌った後で、4人の歌割りでの「マホロバケーション」を歌った。この歌はもともと目まぐるしくボーカルが入れ替わるので後で、録画を見て振り返らないと杏果のパートが誰のところに移動したのかが、分からないのだが大事なのはこのレベルの難曲でも何の問題もなく4人で歌いこなせていることだ。4人での歌割りがうまくいくかどうかは現体制になってからのひとつの心配の種でもあったのだが、振付との連動性などを考えなければ、そして「ゴリラパンチ」のような特別な曲でもない限りは青春ツアーで公開された「ももクロのニッポン万歳!」などを見ても今のももクロはけっこう造作もなくこなしてしまうんだなと改めて思った。
次のブロックも高城れにのソロ新曲披露に始まり、詩織、あーりん、夏菜子と加藤いずみの曲を加藤とのデュオで披露。ところどころ細かい音程のはずれは全くないわけではないが、こういうリラックスできる環境だと以前とは段違いの安定感を感じた。特に夏菜子の歌唱は確かに有安などと比較すれば若干のふらつきはあるけれども歌の魅力というのはそんな細かい技術とかではないんだという説得力を感じさせた。ひさびさの名演だったのではないだろうか。
4人のももクロに変わったことでももクロが特に歌の面でどのように姿を変えていくのか、あるいは変えないのかをみながら、番組プロデューサーのきくちPも番組の方向性を探っているのではないか。この日の番組を見てそう思った。
番組をリアルタイムで見ながらの視聴者のつぶやきにももクロが歌うのが少なくてつまらないというこような声があった。ところが実際に歌った曲数(演奏、バックコーラスも含む)をカウントしてみるとももクロは今回の番組の中で10曲(セットリストのうち◎)を歌っている。全部で17曲のうちの10曲だから決して少なくはないはずだ。それならなぜ少なく感じた人がいたのだろうか。それはこの日の主題(テーマ)となった「オーディション」ブロックで企画の制約上ももクロはほとんどただ聴いているだけで、ほとんど楽曲に加わらなかったせいかもしれない。
M07:ももいろフォーク村の歌 (ももクロ/ね)◎
M08:ゴリラパンチ (Anchang/ももクロ)
M09:ももいろパンチ (宇宙まお/ももクロ)
M10:コバトン RISING! (にゃんたぶぅ/にゃんたぶぅ)
M11:ココ☆ナツ (にゃんたぶぅ/ももクロ)
M12:オレンジノート (VOJA-tension/ももクロ)
→Amazing Grace→星空のディスタンス
M13:全力少女 (岡田実音&MARICO/ももクロ)
M14:失格 (栗本柚希&伊藤千由李/橘いずみ)