下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

テアトロコント vol.26 渋谷コントセンター月例公演渋谷ユーロライブ

テアトロコント vol.26 渋谷コントセンター月例公演@渋谷ユーロライブ

ミズタニー短編2本立て
「こんにちはオリバー」「星になれた」
作・演出:水谷圭一
出演:佐伯さち子、上原剛史、濱津隆之、松竹史桜、村井亮介
 野鳩時代より一層狂気に凄みが増している。今回は短編2本立てと書いたが、実は途中まではまったく同じ展開、同じセリフでどうなるんだろうと不安にさせておいて、1本目でもうすでに際立っていた狂気がオーバードライブしていく。こういうのを見せられるともう一度野鳩時代のように長編を見たいと思われられるが、この感覚が長編でも果たして維持できるものなのかと思えるほどいまの密度は高い。

出演=(演 劇)ミズタニー、ピンクリバティ(両日)
   (コント)スーパーニュウニュウ、Aマッソ(30日)、ロビンソンズ、ゾフィー(31日)


   ◆4ユニット交代で30分ずつ上演ののち、ポストパフォーマンストークを行います。(全ユニット出演)

★コントと演劇のボーダー
「コントは、既存のフォーマットを破壊する短い演劇であり、未来の演劇の実験場である」
─これは渋谷コントセンター綱領の第2項です。
たとえ月に数日でも毎月公演を行う“コント小屋”が、コントと演劇の観客の眼力を頼りに、新たな公演形態に挑みます。その第1ステージは、テレビではできない、観られないコントを、コント師と演劇人が競演。いつかは交流を超えて化学反応を起こし、新しいジャンルが創出されないかという野望がこの「テアトロコント」です。

3月30日(金)

19:00 開場
19:30 開演(21時45分終了予定)

3月31日(土)

13:30 開場
14:00 開演(16時15分終了予定)


ミズタニー(両日出演)
水谷圭一(ex.野鳩)によるセルフ演劇ユニット。2017年、渋谷コントセンターからのオファーにより押し出されるように立ち上げ。テアトロコントでのみ公演を行なっている。今回で3度目。出演者は、佐伯さち子、上原剛史、濱津隆之、松竹史桜、村井亮介。


ピンク・リバティ(両日出演)
2016年旗揚げ。劇団子供鉅人の山西竜矢が脚本・演出をつとめ、演劇作品を上演する。生々しい日常生活の情景と、非現実的なイメージがないまぜになった、奇妙な世界を描く。
出演者は、うらじぬの、葉丸あすか、半田美樹、稲川悟史、山西竜矢。


スーパーニュウニュウ(30日出演)
大将(左)とふるやいなや(右)による、マセキ芸能社所属の男女コンビ。ハイテンションなキャラクターとパワフルな展開のコントで圧倒。


Aマッソ(30日出演)
変な構造と、おっかないくらい勢いのある関西弁。ねじれ女子の作り出す世界観はハマる。他で見ないタイプの笑わせ方だ。(いとうせいこう


ロビンソンズ(31日出演)
北澤仁(左)、山崎ノボル(右)のお笑いコンビ。北澤の顔面ネタという分かりやすさの内に潜むディープな笑いにハマるお笑いファンも多い。


ゾフィー(31日出演)
2014年結成。上田航平(左)とサイトウナオキ(右)によるグレープカンパニー所属のお笑いコンビ。過去4度、ユーロライブで単独ライブを開催。歪んだ正義を主張する毒のあるコントが特徴。