下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

第12回岸田理生アバンギャルドフェスティバルユニットR「ブラックマーケット1930」@こまばアゴラ劇場

第12回岸田理生アバンギャルドフェスティバルユニットR「ブラックマーケット1930」@こまばアゴラ劇場

原作:岸田理生『ハノーヴァの肉屋』 脚本・演出:諏訪部仁

食料は不足し、住む家も無かったそんな時代のブラックマーケットに、一軒の肉屋があった。
店主は、獣の肉と偽り、自ら屠った人の肉を売っていた。
岸田理生の『ハノーヴァの肉屋』を大幅に改作した、新作『ブラックマーケット1930』。
ブラックマーケットではいろいろなものが売られている。そう、人の人生さえも……。

ユニットR
2005年、「岸田理生カンパニー」のメンバーを中心としてユニットを結成。演出の諏訪部は、1992年「糸地獄」オーストラリア公演より岸田とともに活動を開始し、岸田作品のよきアドバイザーであり補佐役でした。出演者は岸田理生カンパニーの50~60代のベテラン俳優を中心として岸田戯曲に魅かれた俳優たちが集まりました。

岸田の描く妖しい世界の中で美しく力のある言葉を体現していきます。
出演

竹廣零二 阿野伸八(紅王国) 藤田三三三 野口清和 尾山道郎(紅王国) 諏訪部仁 富田三千代 米澤美和子 雛涼子 木島弘子 円谷奈々子 松岡規子 江田恵(ソラカメ)

スタッフ
音楽:白庄司孝
照明:石田道彦+吉嗣敬介
立体美術:広瀬明日子
宣伝美術:木島弘
舞台監督:樽真治
制作補:川井麻貴(SEABOSE)
協力:渡辺公美子
制作:ユニットR