下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

坂崎幸之助のももいろフォーク村4年半!第93夜「初心忘るべからず」@フジテレビNEXT

坂崎幸之助のももいろフォーク村4年半!第93夜「初心忘るべからず」@フジテレビNEXT

02/14(木) 19:00~21:00

ももいろクローバーZTHE ALFEE坂崎幸之助ダウンタウンももクロバンド宗本康兵音楽監督加藤いづみ佐藤大剛・竹上良成・朝倉真司・加奈崎芳太郎(ex古井戸)

M01:走れ! (ももクロももクロ)
M02:Re:Story (ももクロ&竹上良成/ももクロ)
M03:青春賦 (ももクロ&竹上さん/ももクロ)
M04:だって あーりんなんだもーん (ももクロ&竹上さん/佐々木彩夏)
M05:しょこららいおん (ももクロ&竹上さん/高城れに)
M06:チョコレート (れに/家入レオ)
M07:ユーメイドリーム (あーりん&加藤いづみ/シーナ&ロケット)
M08:それが大事 (玉井詩織&村長/大事MANブラザーズ)
GO! GO! GUITARGIRLS
M09:さなえちゃん (ももクロ加奈崎芳太郎/古井戸)
M10:ポスターカラー (玉井詩織加奈崎芳太郎/古井戸)
M11:何とかなれ (あーりん&加奈崎芳太郎/古井戸)
M12:インスタントラーメン (高城れに加奈崎芳太郎/古井戸)
M13:ちどり足 (夏菜子&加奈崎芳太郎/古井戸)
M14:抒情詩 (村長&加奈崎芳太郎/古井戸)
M15:オヤジのオートバイ (加奈崎芳太郎/古井戸)
M16:仏桑花 (ももクロ加奈崎芳太郎ももクロ)
M17:MOON PRIDE (ももクロももクロ)
M18:Starship -光を求めて- (ももクロTHE ALFEE)

「オトナのフォーク村」の2回目。番組のフォーマットが固まってきて安定のクオリティーを感じた。「オトナのフォーク村」は要するに原点回帰ということだろう。もともとのこの番組の趣旨であったフォーク界のレジェンド的な人たちを番組に招き、ももクロと一緒に(ここが大事)たっぷりと楽曲を披露してもらう。この部分の監修を行うのが村長(坂崎幸之助)が行う。そして、この道の先にあるのが吉田拓郎御大の登場(第100夜で用意してるんじゃないかというのが、私の以前からの予想)ではないのだろうか。
 今回のゲストはフォーク・デュオ古井戸の加奈崎芳太郎。もっとも古井戸となると世代的には重なる私のような年寄りでも小室等井上陽水のようには楽曲は知らない。この日も初めて聞いたいい楽曲もあったけれども、私でもそうなら若い世代は一層???ということになってしまいがちだから、その分前半部分にはももクロ楽曲を多めに配置して、ファンの要望にもこたえようとしている。試行錯誤の時期もあっただろうけれど、ももクロの技量向上にもともない、正直言ってこの番組の柱であり、核でもあった有安杏果が抜けた後もこの番組を見ごたえのある(物足りなくない)ものにしていると思う。  
 この日の一番の見せ場がそれだと言ったら本人的には思い出したら死にたくなるかもしれないけれど(笑)、やはりそれは笑ってしまいボロボロになってしまった竹上良成だろう。竹上はそれこそ日本を代表するようなサックス奏者のひとりであり、プロ中のプロとして関ジャニ∞の冠音楽番組「関JAM」にもたびたび登場、優れた演奏とともにダンディーぶりを見せ付けているのだが、それがここまで無防備にポンコツぶり、自分の弱点を曝け出してしまうというのもももクロの魅力のひとつであろう。
 実はももクロの周辺にはポンコツサミットという企画を以前にしたほどポンコツな大人たちが集まっているのだけれど、実はその人たちがもともとポンコツだったというわけではなくて、それぞれがそれぞれの分野では日本有数の実績も持つプロ中のプロであるのになぜかももクロを前にすると時にトンでもないへまをやらかし、ポンコツぶりも発揮してしまうのだ。