下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

ロッカジャポニカVSアメフラっシ@ニコニコ生放送

ロッカジャポニカVSアメフラっシ@ニコニコ生放送

セットリスト
アメフラっシ

1☆明後日の方向へ走れ
2☆Rain Makers!!
3☆バトルロイヤル
4☆Over the rainbow
5☆フロムレター
6☆ハイ・カラー・ラッシュ
7☆轟音
8☆グロウアップ・マイ・ハート

ロッカジャポニカ
OVERTURE
1☆独特道徳ドクトリン
2☆タンバリン、凛々
3☆BUSY
MC
4☆教歌SHOCK!
MC 自己紹介
5☆ぶっちぎりデイズ!!
MC
6☆だけどユメ見る

 アイドルグループ同士を戦わせるような企画はやめろの声が両グループのファンの一部からは出ていたけれど今回の対決は両グループにとっては確実に糧になったのではないかと思われた。 
 特にアメフラっシはスタダグループの中では一番下からスタートした訳だから、ここからライバルを打ち倒して下剋上を遂げるというのは全体の観客数が伸び悩み、先輩グループも軒並み集客に悩んでいる最近の状況からの脱却を狙いアイドル戦国時代の再来を目論んでいるスターダストプラネットとしてはありうる選択肢のひとつであろうと思う。
今回のライブはニコニコ動画でも中継されていて、会場内と動画の視聴者にライブ終了後投票をしてもらい会場内、視聴者のそれぞれのグループの投票の比率(%)を単純に足し合わせて多いほうが勝利を得るという対決方式の対バンライブであった。
 そして結果的には合計点数で後輩のアメフラっシがロッカジャポニカに勝利をおさめて下剋上を果たすという結果となった。

アメフラっシ 2019/4/1(月) 「ロッカジャポニカvsアメフラっシ」@ AKIBAカルチャーズ劇場
 こういう勝負の原則は多少実力や経験に差があったとしても例え負けても失うものがなく、何も考えずに捨て身で勝負に出られる方(この場合はアメフラっシ)が圧倒的に有利だということだ。さらに言えばメジャーデビューしてかなりの年月になるロッカジャポニカと結成まもないアメフラっシでは一見差があるように見えても、この両グループはもともと3B juniorという同じ育成グループの仲間であり、その意味では同期のようなものであること。
 さらに言えばももクロと同じキングレコードでメジャーデビューしているロッカジャポニカに対して、「選ばれなかった」のがアメフラっシのメンバーたち。しかも、その後残されたもののなかからはちみつロケットが選ばれてメジャーデビューするから、彼女らは二度にわたって苦渋をのむことになる。さらに彼女らの所属していた育成グループ3B juniorも昨年11月時点で解散となってしまう。そういう排水の陣から生まれてきたグループがアメフラっシだけにこの日のパフォーマンスには絶対負けられないという気迫が宿っているように思われたのだ。