下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』ももクロライブ参戦できなかったレポート(ロッキン)

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』ももクロライブ参戦できなかったレポート


ももいろクローバーZ(ライブに間に合わず)

overture
ロードショー
あんた飛ばしすぎ!!
ワニとシャンプー
MC自己紹介
サラバ、愛しき悲しみたちよ
The Diamond Four
MCバンド紹介
笑一笑 シャオイーシャオ!
ココ☆ナツ
走れ! ZZ ver
MC

 勝田駅ももクロライブ開始の1時間前に着けばなんとか大丈夫と捕らぬ狸の皮算用したのが大間違いであった。駅の出口には会場まで20分の掲示はあったのだが、これはあくまでバスに乗ってから会場までの時間。少し時間がかせげるかなとタクシー乗り場を見に行くがこちらも長い列が出来ているうえに列も全然進まぬことがすぐに分かり、バスの列に並ぶがバスの乗車券購入だけでも20分以上の時間がかかり、すでにももクロのライブが始まる時間まで30分を切り、絶望的な気分に。この後、バス乗車の列にも並んだものの、ゲートから一番遠いライブ会場のGLASSSTAGEに着いたのはすでにももクロのライブが終演した後。茫然の1日のスタートとなった。仕方がないので東京駅で買った弁当で腹ごしらえ。その後、カキ氷とハム串を食べて英気を養った。

Mrs.GREEN APPLE GRASSSTAGE
13時~

1. WanteD! WanteD!
2. VIP
3. Speaking
4. インフェルノ
5. 僕のこと
6. Love me, Love you
7. ロマンチシズム
8. WHOO WHOO WHOO
9. StaRt
10. 青と夏

 もちろん、バンドの名前は有名だから聞いたことがあるのだが、生で演奏を聴くのは初めてだ。3曲少し前の方で聴いた後、木の下の日陰に撤退。バンドの好みが私と会わなかったこともあるが、暑さですぐに力尽きたのはこの時点ではももクロ見られず落ち込んだ気持ちがまだまだ持ち直すというところまで行っていないからだったと思う。

GLIM SPANKY LAKE STAGE 14時~

Looking For The Magic
TV Show
怒りをくれよ
愚か者たち
ハートが冷める前に
褒めろよ
大人になったら
アイスタンドアローン

 やや気持ちの立て直しができたのがLAKE STAGEに移動してのGLIM SPANKYのステージだ。ももクロ新アルバムに「LADY MAY」を提供しているバンドでいくつか「LADY MAY」そっくりの曲想の曲があった。曲名はわからないが、特に2曲目が瓜二つだった。GLIM SPANKYのファンが「LADY MAY」を聴いてすぐにGLIM SPANKYが提供したことが分かったとつぶやいていたが、私もこの日の演奏を聴いて納得。

GLIM SPANKY - 「TV Show」

《Full ver.》ももいろクローバーZ / 『レディ・メイ』MUSIC VIDEO from「MOMOIRO CLOVER Z」

【ALEXANDOROS】

1 Adventure
2 アルペジオ
3 Starrrrrrr
4 Mosquito Bite
5 Kick&Spin
6 PARTY IS OVER
7 月色ホライズン
8 ワタリドリ

圧巻のライブだった。観客の若い女性のパワーにも驚かされたが、もっと驚いたのは正面少し右側の特設テント(?)の右前辺りにいると突然サークルモッシュが始まったことだ。10FEETやSimなら慣れているけど【ALEXANDOROS】はそういうのが起こるバンドだというイメージが全然なかったのでびっくりして間一髪で逃れたが、もう少しで巻き込まれて大変な目にあうところであった。
TEAMSHACHI

opening
BURNING FESTIVAL
こだま
よろしく人類(short ver)
抱きしめてアンセム
Rock Away
ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL(short ver)
START

 TEAMSHACHI(シャチ)はバンド(日高央、Bunta(TOTALFAT))+ブラス民+メンバーのバンドセットで登場。TEAMしゃちほことして出場した昨年はこの同じ会場のトリを務めたのだが、今年は1グループ前倒しの登場となり、メンバー脱退からのグループ名も含めた体制変更が響いたか事実上格下げとなってしまった。ただ、そうなったおかげでUVERworldとかぶらないで最後まで見られたわけで、結果的にここは今回のタイムスケジュールに感謝である。
 内容は野外での生バンド、生ブラスは音が分厚くて大迫力。セットリスト的にも「抱きしめてアンセム」「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」などのTEAMしゃちほこ時代からの人気楽曲と「Rock Away」などの新しい楽曲のバランスが取れて、いいライブだったと思う。
 TEAMSHACHIはいまの体勢になってからの東京初ライブは見ているものの最近は足が遠ざかりがちでもあったが、ももクロとはまた異なる形ではあるがちゃんと大人になってきていて興味を引かれた。
ウルフルズ(1曲)
 通りすぎる途中で寄り道、1曲だけ聴いた。知らない曲で曲名は不明。

UVERworld

1. Touch off
2. ナノ・セカンド
3. WE ARE GO
4. ODD FUTURE
5. Forever Young feat.UVERworld (AK-69)
6. PRAYING RUN
7. ALL ALONE
8. 君の好きなうた
9. Φ CHOIR
10. EDENへ
11. 恋のメガラバ (マキシマムザホルモン×UVERworld)
12. Q.E.D
13. IMPACT
14. 7日目の決意
15. 在るべき形

 一昨年ロッキンのこの会場で聴いたサカナクションがとてつもなく圧倒的なライブパフォーマンスで驚かされたのだが、この同じくGRASSSTAGEのトリで見たUVERworldもそれに負けない存在感だった。それだけではなくファンのツイートなどを見てみるとバンドの歴史の中に残るような一夜だったようで、部外者である私にもその熱さが十分に伝わってくるようなライブであった。
 UVERworldは歌詞のストレートなメッセージ性と楽曲の洗練された音楽性が高い時点でシンクロしているのが持ち味といえようか。歌詞の内容自体はストレートすぎるほどストレートで、作り手の思いを正面からぶつけていくようなもので、こういうのはともすれば「暑苦しい」ガテン系ロックになりかねないところを、ボーカルの圧倒的な歌唱力とバンドの演奏力、現代的なアレンジでけっして古びていない現代風の音楽として聴かせていく。
 MCでは「ロッキンは日本最高のロックフェス。お前たちの音楽はロックじゃないと否定されて、5年前には出ることもできなくて、木の下からGRASSSTAGEをただ悔しさだけを抱きながら、見つめているしかできなかった。そんな俺らが今ここにいる」などと語っていたが、それは誇張でもなんでもなくファンとも共有した思いだったらしく、そんな喜びと誇りに満ちた最高のライブだった。 
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