下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンスなど様々な文化的事象を批評するサイト。

しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT 第99夜「8月15日 あの人の手紙」@フジテレビNEXT

しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT 第99夜「8月15日 あの人の手紙」@フジテレビNEXT

しおこうじ
玉井詩織×坂崎幸之助

オトナゲスト 南こうせつ
ブリーフ&トランクス
シシド・カフカ/平安式舞提琴隊
opening actはちみつロケット
ゲストミュージシャン有澤百華

ダウンタウンしおこうじバンド
宗本康兵音楽監督
加藤いづみ/佐藤大剛/竹上良成
やまもとひかる

第100夜 9月12日/第101夜 10月24日/第102夜 11月12日

M01:Re:Story (村長&いづみ/ももクロ)
M02:STAR SIIP -光を求めて- (しおりん&村長&いづみ/THE ALFEE)
M03:ザラメ・オシャベリ (はちみつロケットはちみつロケット)
M04:ココ☆ナツ (平安式舞提琴隊/ももクロ)
M05:溢れるな (有澤百華/有澤百華)
M06:Don't be love feat.斉藤和義 (シシド・カフカシシド・カフカ)
M07:ロックンロール・ウィドウ (山口百恵シシド・カフカ)
Go!Go! BANDGIRLZ
M08:ビー・マイ・ベイビー (BANDGIRLZ/ザ・ロネッツ)
M09:コンビニ (ブリーフ&トランクス&いづみ/ブリーフ&トランクス)
M10:戦争ごっこ (ブリーフ&トランクスブリーフ&トランクス)
M11:SCARBOROUGH FAIR (こうせつ&ブリトラ&いづみ/SIMON & GARFUNKEL)
M12:夏の少女 (南こうせつ南こうせつ)
M13:海と君と愛の唄 (南こうせつ南こうせつ)
M14:あの人の手紙 (南こうせつ南こうせつ)
M15:男が独りで死ぬときは (南こうせつ南こうせつ)
M16:七色のスターダスト (全員/3Bjunior)
M17:サウンド・オブ・サイレンス (南こうせつブリトラ&村長/SIMON & GARFUNKEL)

 この日の構成の最大の特徴はフォーク村らしく、フォークの原点に立ち戻って「戦争ごっこ (ブリーフ&トランクス)」「あの人の手紙 (南こうせつ)」と反戦歌を2曲もぶちこんできたことだろう。こういうのはももクロのわちゃわちゃが番組のベースとなっていたももいろフォーク村時代にはやりにくかった。もちろん、この2曲はそれぞれのゲストの代表的な楽曲であり、「別段の意図なくそれを歌っただけ」というのが建前で、聞かれればそう答えるだろうが、CSは地上波ほどの締め付けがないだろうということを勘案しても昨今のテレビ番組を巡る不穏な空気の中でこうした選曲をしたのはきくちPの意地なのかなと思った。
 しおこうじのフォーク村は第2回となり、基本的な構成フォーマットが固まってきつつあるようだ。始める前は「しおこうじの~」ということで、玉井詩織がしおこうじとしてもっとたっぷり歌を披露するかと思ったが、この日も玉井詩織が独自アレンジで歌うアルフィー曲として「STAR SIIP -光を求めて-」とGo!Go! BANDGIRLZの「ビー・マイ・ベイビー (BANDGIRLZ/ザ・ロネッツ)」の2曲のみ。ほぼMCに徹している感があった。詩織にあまり負担をかけないというのが残留するための条件だったのかもしれない。ただ、今回に関して言えば直近に明治座公演開幕を控えており、ロッキンも朝一番でこなしとんぼ返りして稽古に臨むようなスケジュールのようだから、2曲こなしたのも「玉井さんだからできたこと」というべきなのかもしれない。
 この日からダウンタウンしおこうじバンドに第1回にゲストとして出ていたやまもとひかる(ベース)がレギュラーとして参加することになった。ももクロメンバーがレギュラーから抜けて玉井ひとりのなってやや画ずらが寂しくなっていたのも確か。この日ゲストだった シシド・カフカ堂本兄弟でベテランミュージシャンに交じって抜擢されたように才能ある若手アーティストを応援したいという意図があるようで、キャラクターにも魅力がありそうなので応援したい気持ちになった*1
 今回のもうひとつのテーマはサイモンとガーファンクルで、「スカボロフェア」「サウンド・オブ・サイレンス」の2曲が披露された。玉井詩織にも絡んでもらいたかったが現状では難しかったかも。
 次回の100回記念の回のゲストが和田アキ子と発表。だいぶ前からももいろフォーク村は100回記念で吉田拓郎をゲストに呼びひと区切りをつけるのではないかとの予想をしていたので予想は大外れ。とはいえ、ももクロの卒業で一段落はすでに終わっているので、大前提が崩れてしまっていることもあり
予想も何もなかったかもしれない。記念とはいえ、現在の体制に変わってからは3回目というのもある。杏果がいない前提でそれを変に思い出させることなく、どんな曲を誰がコラボするのか。

*1:もちろん、この若さで技術がすごくあるというのが前提ではある