下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

圧巻のライブパフォーマンス。新曲「Blue」「Drama」を披露、既存曲もブラッシュアップ。新アルバム「DROP」携えてのAMEFURASSHI のアルバムツアー。AMEFURASSHI 2nd Tour〈Drop Tour 2022〉@Spotify O-WEST

AMEFURASSHI 2nd Tour〈Drop Tour 2022〉@Spotify O-WEST



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第一部、第二部ともに一部の楽曲が差し替えられていたほかはほぼ同じ構成。新曲5曲のうちこの日披露されたのは「Blue」「Drama」の2曲。いずれもアイドルグループというよりはダンス&ボーカルグループとして成熟した魅力を感じさせる楽曲で、日本のアイドルグループでは存在しなかったレベルのパフォーマンスに思えた*1。コロナ禍のもとで困難ではあるが、このレベルなら日本でアイドルファン層に訴えるよりも、香港、中国、東南アジアなどアジア圏にまず進出、逆輸入のような形をとった方が早道かもしれないと感じた。最近の楽曲からK-POPぽいと評する人がいるが、この日のライブを見るとEDMやロック、R&B、アイドル曲までAMEFURASSHIの楽曲はいろんなジャンルの楽曲を含み、BLACK PINKやTWICEなどの韓流グループよりももう少しレンジが広いのではないかということがはっきりと分かる。
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この日のパフォーマンスでは「ミクロコスモス マクロコスモス」など過去の楽曲がダンス、歌唱ともにブラッシュアップされていたのが目立った。アンコール後のラストの楽曲をスタダ伝統の「走れ」曲である「明後日の方向へ走れ 」で終えたのも日本流のアイドル的要素を完全に捨てるわけじゃないよとの宣言かもしれない。

(SE)

M01 DROP DROP

M02 グロウアップ・マイ・ハート

M03 BAD GIRL

M04 Lucky Number

(MC)

M05 Blue(新曲)

M06 Drama(新曲)

(MC)

M07 Raim Makers!!

M08 ハイ・カラー・ラッシュ

M09 フロムレター

M10 Over the rainbow

M11 MICHI

M12 メタモルフォーズ

(SE)

M13 SENSITIVE

M14 ミクロコスモス・マクロコスモス

M15 Staring at You

M16 DISCO-TRAIN

EN1 STATEMENT

EN2 明後日の方向へ走れ

(MC)

AMEFURASSHI は、スターダストプロモーションSTARDUST planet(スタプ))」所属のガールズ・グループ。愛来鈴木萌花市川優月小島はなの4人が、洗練されたダンス・パフォーマンスとパワフルなボーカルで一期一会のライブ空間を作り出す。米国のPOPSやR&B、TRAPビートを取り入れた最新のダンス・ミュージックを取り入れている。グループ名の表記をアメフラっシから英字表記の「AMEFURASSHI」に一新してのセカンド・アルバム「Drop」は、シングル『BAD GIRL』から「BAD GIRL」「MICHI」、シングル『SENSITIVE』から「SENSITIVE」「Lucky Number」「DROP DROP」「DISCO-TRAIN」の既存曲6曲に加え、アルバム用に制作された5曲を含む全11曲を収録。
新曲は、"人工的な少女"が徐々に暴走し新たな世界を痛快に切り拓いていく無敵感を、80年代オマージュのFUNKサウンドとピッチの歪んだシンセサウンドでシニカルに表現した「ARTIFICIAL GIRL」、モダンなR&Bサウンドとアダルトなボーカルが、"Insomnia=不眠症"の憂鬱なムードを詩的に表現した「Blue」、"予想は裏切りつつも期待は裏切らない"AMEFURASSHIの最新動向を、怒涛の展開をみせる"ドラマ"に見立てた「Drama」、"いま、AMEFURASSHIが伝えたい等身大のメッセージ"を、壮大なサウンドでリアルに表現したバラード「UNDER THE RAIN」、そしてこれまで積み上げてきたグループのイメージと既存の価値観を、POPさと遊び心をもって破壊する「MOI」と、「それぞれに方向性の異なる5曲を収録。既存曲も含めた11曲の全てが強烈な個性を放ち、水(=雨)さながらにさまざまな表情を見せる"令和最新版"のグループの姿を浮き彫りにしている」としている。表題の『Drop』は、そうした珠玉の楽曲の"Drop=粒"たちが、魅力たっぷりにファンを"Drop=落とす"意味合いも込められているという。


Type-Aには2021年12月25日KANDA SQUARE HALLで開催された『Christmas Live 2021』から厳選されたライブ映像12曲(うち1曲はインスト)を収録。時に激しく、時にしっとりと美しく練り上げられたAMEFURASSHI最新のベストパフォーマンスを堪能できる作品となっている。

【収録曲】
■CD ※Type-A,B,C共通
1. ARTIFICIAL GIRL
Lyrics and Music : HIRO
2. DROP DROP
Lyrics : HIRO
Music : KORANG-E / CHANCE
Arranged By CHANCE / KORANG-E
3. BAD GIRL
Lyrics : Chica for Digz, Inc. Group
Music : KORANG-E
4. Lucky Number
Lyrics : Chica for Digz, Inc. Group
Music : KORANG-E / CHANCE / ODD-CAT
Arranged By KORANG-E / CHANCE / ODD-CAT
5. Blue
Lyrics : Chica for Digz, Inc. Group
Music : ODD-CAT / CHANCE / KORANG-E
Arranged by CHANCE / KORANG-E
6. Drama
Lyrics : SHOW
Music : KORANG-E
7. SENSITIVE
Lyrics : Chica for Digz, Inc. Group / ODD-CAT / KORANG-E
Music : KORANG-E / Damon Jo / ODD-CAT
Arranged By KORANG-E / Damon Jo / ODD-CAT
8. MICHI
Lyrics & Music : CHI-MEY
9. DISCO-TRAIN
Lyrics : SHOW
Music : Dirty Orange / Chica for Digz, Inc. Group
10. UNDER THE RAIN
Lyrics : HIRO
Music : Mitsu.J
11. MOI
Lyrics & Music : HIRO

Blu-ray
Type-A "Live" 2021.12.25「Christmas Live 2021」at KANDA SQUARE HALL Live Digest
1. Interlude-街角の楽団2. 雑踏の中で
3. MICHI
4. Lucky Number
5. Dark Face
6. ミクロコスモス・マクロコスモス
7. ハイ・カラー・ラッシュ
8. Rain Makers!!
9. DROP DROP
10. BAD GIRL
11. SENSITIVE
12. DISCO-TRAIN

*1:匹敵するものがあるとすれば現代にアップデートされたSPEEDかもしれない。これはもちろんSPEEDに似ているということではない。こんな言い方は語弊があるがこれはAVEXが生み出そうとしてきて、自らの手では生み出せなかったグループだ。

ひとごと。こどもとつくる舞台vol.2『はなれながら、そだってく。』@こまばアゴラ劇場

ひとごと。こどもとつくる舞台vol.2『はなれながら、そだってく。』@こまばアゴラ劇場



青年団の山下恵実が主宰する「ひとごと。」が、子供たちが創作した物語や絵を、ダンスや歌や芝居にして上演するのが“こどもとつくる舞台”『はなれながら、そだってく。』である。
全体の印象は演劇のようでもあり、ダンス作品のようでもあるが、舞台美術や衣装を含めてトータルなパッケージが作品となっていて、とても面白い作品に仕上がっていた。

演出:山下恵実 テキスト:こどもたち
全世代に向けた舞台作品「はなそだ」。
今年も大進化して、こまばアゴラ劇場にやってきます。

かんさつ日記をつけました。みんなで。一つのノートにかんさつ日記をつけました。
「あいうえお、さしすせそ、たちつてと、なにぬねモ、はひふへほ、まみむめも、らりるれろ、やゆよ、わウィあめわいウェウウェルウィウィウィあめウィういウィウィウィウィおをぽ」
ていう、まほうのことばです。
みんなが、となえた人が、とべる。
おとなにはなるに決まってるでしょ
アルガママの子供は、フタシカ。フタシカちゃんもアルガママちゃんもおとなになる。あたりまえ。

、、、あたりまえ?

出演
小野彩加 川隅奈保子* 中條玲 藤瀬のりこ* 古屋隆太* 松田弘子*
(*) =青年団

スタッフ
舞台監督:島田曜蔵*
音楽:丹野武蔵
歌・ウクレレ松田弘
音響・照明:櫻内憧海(お布団)*
衣装:原田つむぎ
写真撮影:山下希実
制作:河野遥(ヌトミック)
宣伝美術:北谷凜 *=青年団

芸術総監督:平田オリザ 
技術協力:黒澤多生(アゴラ企画)
制作協力:蜂巣もも(アゴラ企画) 

青年団では見られぬ役柄、佐藤誠、山村崇子が嫌な人間を怪演。渡辺源四郎商店第36回公演 『親の顔が見たい』 @下北沢ザ・スズナリ

渡辺源四郎商店第36回公演 『親の顔が見たい』 @下北沢ザ・スズナリ


渡辺源四郎商店『親の顔が見たい』はコロナ禍で昨年春中止にせざる得なくなった東京・下北沢ザ・スズナリでの公演(無観客で収録、配信)をほぼ同じ配役でリベンジ上演したものだ。昨年同様感染リスクの高い俳優陣の移動を避けて、首都圏在住の俳優による座組みとなっている。
 作劇上のことについては昨年のオンライン配信のレビュー(下記にリンク)でも詳しく書いたので、今回は俳優の演技について書くことにする。
 長年の付き合いがある青年団の俳優が今回は13人のキャストのうち7人を占めていて、ほとんど青年団プロデュースと間違うような陣容だが、それぞれが平田オリザ演出の青年団本公演とはまるで違う感情を露わにするような演技をしているのが面白い。とはいえ、森内美由紀、佐藤誠はもともとは畑澤聖悟が以前所属していた弘前劇場の出身で気心も知れた仲であるし、折舘早紀は畑澤の青森中央高校の教え子、青森県出身の三上陽永(虚構の劇団 ぽこぽこクラブ) はフェスティバル / トーキョー14 渡辺源四郎商店『さらば!原子力ロボむつ ~愛・戦士編~』(2014年)にも出演、畑澤とのつきあいも長い。結果的に畑澤のこれまでの演劇人生の総決算ともいうべき俳優陣*1となった。
 そういう中ではイジメの加害者の親で高校教師の役柄を演じた佐藤誠がよかった。自分勝手で鼻持ちならない嫌な人間を迫真の演技で演じたが、下手をすればデフォルメされたステレオタイプな人物造形になりかねないこの物語の登場人物にリアルなタッチを付与することに成功したといえそうだ。
 青年団では上品な上流婦人のような役どころを演じることが多い山村崇子が怪演したPTA会長夫人もこの舞台の見どころかも知れない。突飛なことを突然行うこの人物。これも平田作品なら絶対に出てくることはない役どころだと思われるが、演じさせたらそれを見事にこなしてみせるのが、山村の凄さだし、実は平田作品のみを演じていたら役柄が固定化してしまいかねないのを他の作家、演出家と組む機会が増えているのは青年団本体の豊岡移転にともなうよい結果だと思う。
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作・演出 畑澤聖悟
2022年5月2日(月)〜6日(金)@ザ・スズナリ
出演:東さわ子(劇団東演)猪股俊明 各務立基 近藤強(青年団佐藤誠青年団天明留理子(青年団) 根本江理(青年団) 羽場睦子 三上陽永(虚構の劇団 ぽこぽこクラブ) 森内美由紀(青年団) 山藤貴子(PM/飛ぶ教室)山村崇子(青年団
折舘早紀(青年団)/木村慧 Wキャスト

作・演出:畑澤聖悟
出演:石橋亜希子(青年団)、猪股俊明、小川ひかる、折舘早紀(青年団) 、各務立基、近藤強(青年団)、齊藤尊史(劇団民藝)、天明留理子(青年団)、 根本江理(青年団)、羽場睦子、三上陽永(虚構の劇団 ぽこぽこクラブ)、 森内美由紀(青年団)、山藤貴子(PM/飛ぶ教室) <五十音順>

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「親の顔が見たい」は韓国で映画化公開。好調な滑り出し。

*1:そういう中で山藤貴子(PM/飛ぶ教室)、各務立基、天明留理子とはどういう接点があるのか咄嗟に思い出せなかったが、調べてみると工藤千夏作演出の『だけど涙が出ちゃう』に出演していることが分かった。

5月のお薦め芝居(2022年)by中西理(改稿掲載)

5月のお薦め芝居(2022年)by中西理(改稿掲載)


(復刻版、えんげきのぺーじでおなじみの「お薦め芝居」を復刻)*1

 「お薦め芝居」はコロナ禍で公演中止が相次いだ2020年3月以来、中断していたが再開することにした。毎月月末ごろまでに次の月のものを掲載する予定*2





くじら企画『サラサーテの盤』★★★★(5月21~22日、座・高円寺1)は死後その評価が高まっている大竹野正典の作品をゆかりの劇団が上演。大竹野作品の柱といえば過去の実際の事件に材をとった「事件もの」だが、もうひとつの柱は文学作品に材をとった作品群。「サラサーテの盤」は内田百閒の同名作品など複数の作品に材をとって、一種の幻想世界を描き出した異色作品だ。
 「サラサーテの盤」といえば鈴木清順の映画「ツィゴイネルワイゼン」の原作であることがあまりにも有名。映画好きの大竹野は映画にオマージュした作品も多いが、実はこの「サラサーテの盤」は映画を見る前に構想されたもので、映画とは無関係という。映画を知る人はそのことを念頭に置いて、比べてみるのも一興かもしれない。





左から山田百次、成田沙織、井上みなみ。
ホエイ『ふすまとぐち』★★★★(5月27日~6月5日、こまばアゴラ劇場)が5月のイチ押しであることは間違いないであろう。山田百次が野の上で上演した方言演劇を満を持してホエイで再演。元渡辺源四郎商店の三上晴佳、青年団の井上みなみ。ホエイの常連の成田沙織らが終結。どんなアクの強い舞台が出来上がるのか!!。期待したい。

姑キヨの強烈な嫁いびりにより、とある場所に引きこもって暮らしていた桜子。
出戻りの義理の妹、幸子には心許せると思い、ようやくそこから出てきたが、事態はエスカレートしあらぬ方向へと突き進む……。
嫁、姑、小姑、さまざまな業がうずまく津軽弁エンターテイメント!!
劇団野の上(作・演出:山田百次)で2010年初演、2012年に全国ツアー(青森・札幌・大阪・三重・東京)を敢行した人気作。
2021年12月の豊岡公演を経て、いよいよ東京へ!

出演
山田百次(ホエイ|劇団野の上) 赤刎千久子(ホエイ)
井上みなみ(青年団) 中田麦平(シンクロ少女) 成田沙織 三上晴佳 森谷ふみ(ニッポンの河川)

スタッフ
舞台美術:鈴木健
照明:黒太剛亮(黒猿)
照明操作:間瀬森平
舞台監督:鐘築 隼
舞台監督補:三津田なつみ
衣裳:正金 彩
制作:赤刎千久子
当日運営:飯塚なな子
プロデュース・宣伝美術:河村竜也






 5月もっとも注目すべき公演は渡辺源四郎商店『親の顔が見たい』★★★★(5月2日~5月6日、下北沢ザ・スズナリ)であろう。学校でのいじめ問題を描いた畑澤聖悟の代表作を今回はコロナ感染対策を考慮して交友関係の深い青年団の俳優を中心に東京(首都圏)の俳優らで上演する。この公演は実は昨年同時期に予定されていたのが、コロナ禍により中止になり、無観客配信のみ行ったのを今回ほぼ同じキャストでリベンジ上演することになった。チケットはすでに前売り完売しているが、若干枚の当日券が発売される予定。
simokitazawa.hatenablog.com

 工藤千夏作演出による渡辺源四郎商店『コーラないんですけど』★★★(5月8日~5月10日、下北沢ザ・スズナリ)も引き続き上演される。こちらも同劇団所属の劇作家・演出家の代表作の再演で、同じく首都圏在住の俳優ら(こちらは花組芝居の3人)により上演される。





五反田団『愛に関するいくつかの断片 』★★★★(4月25日~5月5日、アトリエヘリコプター)も前田司郎作・演出の2年前にコロナ禍で中止になり、そのままになっていた作品を2年越しで上演するということで見逃せない。「よく分からないけれど、みんながあると思っているような愛について書かれています」と作品のフライヤーで前田司郎が語っているが、これまで前田作品に慣れ親しんできた観客にとっては「何か眉唾だな」としか思えないのだった。いずれにせよ見逃せない舞台である。



 
ひとごと。こどもとつくる舞台vol.2「はなれながら、そだってく。」★★青年団の山下恵実が主宰する「ひとごと。」が、子供たちの発想により作られた物語や絵を、ダンスや歌や芝居にして上演する企画“こどもとつくる舞台”の第2弾だ。演出を山下が担当し、出演者には小野彩加、川隅奈保子、中條玲、藤瀬のりこ、古屋隆太、松田弘子が名を連ねている。この枠組みの作品を見るのは初めてだが単なる子供向けの舞台ではない。キャストにはスペースノットブランクの小野彩加や松田弘子、川隅奈保子、古屋隆太ら通常ならば青年団の本公演でメインキャストを演じるような俳優陣が揃っており内容にもかなりの期待ができそうだ。

2022年4月28日(木)~5月8日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

演出:山下恵実
テキスト:こどもたち
出演:小野彩加、川隅奈保子、中條玲、藤瀬のりこ、古屋隆太、松田弘




 
 お薦め芝居。とりあえずブログ「下北沢通信」で展開中だが、もし掲載可能なメディアがあればぜひ載せてほしいので、連絡をお願いしたい。
 演劇・ダンスについても書いてほしいという媒体(雑誌、ネットマガジンなど)も鋭意募集中。相談はメール(simokita123@gmail.com)でお願い。ブログに書いたレビューなどを情報宣伝につかいたいという劇団があればそれも大歓迎。メール下さい。パンフの文章の依頼などもスケジュールが合えば引き受けます。新規劇団発掘にも力を入れています。招待メールなどいただければ積極的に観劇検討します。

 大劇場中心のお薦め芝居紹介サイト*3発見したが、全然重ならない。見落としがないようにチェックしたいのだが、どこか適当なサイトがないかしら。関田育子の公演見逃してしまった。





中西


*1:simokitazawa.hatenablog.com

*2:最近チケット代にかけられるお金があまりなくて、妻からの締め付けも強いので、招待状をいただける劇団があると本当に嬉しい。

*3:www.fashion-press.net

五反田団『​愛に関するいくつかの断片』@アトリエヘリコプター

五反田団『​愛に関するいくつかの断片』@アトリエヘリコプター


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■日程:2022年4月25日(月)~5月5日(木・祝)

■会場:アトリエヘリコプター

東京都品川区東五反田2丁目21-17

■作・演出:前田司郎

■出演
浅井浩介/岩瀬亮/鮎川桃果/西出結
宮部純子(五反田団青年団)/柳英里紗

ツイッター
@maeda1977

■公演特設HP
https://ainikannsuru2022.studio.site/

■あらすじ
別れたカップル。それをとりまく友人たち。くだらないおしゃべり。軽い恋愛小説を読んでいたら、ある失踪事件に巻き込まれ、推理小説になって、追いかけていくと、読者の身辺雑記になっているような物語を目指して書きました。愛について考えても、結論は出ず、いつも断片だけが残ります。

『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のフォーク村』第131夜「平和は人を思う気持ちで成り立つもの」@フジテレビNEXT

『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のフォーク村』第131夜「平和は人を思う気持ちで成り立つもの」@フジテレビNEXT


「平和は人を思う気持ちで成り立つもの」という骨太な主題を柱とした坂崎幸之助×なぎら健壱による反戦歌の特集が目玉である。ロシアによるウクライナ侵攻と言う現在の状況をもとにした企画ではあり、反戦歌はフォークソングのひとつの柱ではあるけれども、巷からの「アーティストは政治的な発言をするな」との声や議論を呼ぶような内容を嫌う昨今のテレビ界の風潮のなかでこの種の反戦歌がテレビで紹介される機会はほとんどなくなっているし、そういう政治性の高いモチーフを歌うアーティストもあまりいなくなっている。そういう状況へのいら立ちを感じた坂崎幸之助ときくちPがあえて一石を投じたのだと思う。ももクロファン(モノノフ)の中から地上波じゃないからフォーク村にあまり深くかかわるのは意味がないとの声を聴いたこともあるのだけれど、地上波ではおそらく出来ないこういう自由さがまだあるのがCS放送の良さだと思う。

ゲスト 足立佳奈
opening act ukka

坂崎村長
宗本音楽監督/大剛/ひかる
なぎら健壱
結城りな
4月お誕生回!
その日戦争が始まった2月の
詩織の言葉
次回放送までに叶う?

浪江女子発組合「Monday 居残りライブin浪江」@浪江町地域スポーツセンター駐車場

浪江女子発組合「Monday 居残りライブin浪江」@浪江町地域スポーツセンター駐車場



浪江女子発組合のライブを初めて本拠地である浪江町で見ることが出来た。福島県JVillageで行われた「ももクロ春の一大事2022」の翌日とはいえ、平日昼間に1300人を超える観客を集めたのは快挙だと思う。
実は後方ブロックからの観劇であったため、メンバーの姿はほとんど見えなかったのだが、浪江メンバーの声は皆特徴的で愛来、萌花、あーりんら舞台が見えなくても誰が歌っているかが分かるのがいいと思う。

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「いつかまた浪江の空を」は渋谷で聴いて以来だが、やはり浪江の地で聴くこの歌は格別なものがあると思った。終了後、居残りの居残りで「ひとのふんどしでひとりふんどし」の収録の一部を見ることができたが、「ここに残っている人たちは後ろの方でよく見えなかった人たちだから見ていってもいいよ」との川上マネージャーの鶴の一声で見ることができ、配慮が嬉しかった。ただひとつ残念だったのはこの日は平日昼間のライブだったため、いつもの浪江からの映像配信で見る定期大会と比べると地元浪江の人の姿が少なかったこと。初めて浪江女子のライブを見た知人からは「浪江の人の関心は低いんじゃないの」の声もあったが、平日昼間のライブに客が大勢来たりできる東京の特殊性をむしろ認識すべきであろう。とはいえ、せっかくの晴れ姿だからもっと大勢の地元の人にも見てもらいたかった。

躍動するAMEFURASSHI。浪江女子発組合でも実力見せつける。「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパークDAY2

​「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパークDAY2



ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパーク2日目。今回の春一は2年越しの開催となったももクロライブがメインの目的だったことは間違いないが、浪江女子発組合、地元福島のアイドル、AMEFURASSHI、いぎなり東北産が参加した外周エリア「きてくんちぇパーク」でのライブが例年以上に注目され、盛り上がったのも話題となった。
浪江女子発組合が両日ともにオープニングを飾ったが、初日はアイドルフェス、リリイベなどでAMEFURASSHIの4人は欠席。このように人数が減ってもそれなりの形でパフォーマンスを披露できるのが浪江女子発組合の強みではある。こういう時は特にパフォーマンスが安定している播磨かなの加入は本当に大きいと思った。だがこの日アメフラの4人も加わった「完全体」のパフォーマンスを見てみると彼女らの存在は浪江女子の歌唱力の骨幹を支える意味で格別に重要であることが改めて分かった。特に「なみえのわ」「ハレノヒの足跡」における愛来と萌花の安定した歌唱は浪江女子の魅力にかかせないと思わせるものがあった。

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AMEFURASSHIが大勢のモノノフの前に姿を現したのはスタプラフェス以来のことだと思われるが、リリイベなどのミニライブを通じて磨き上げたパフォーマンスで観客を圧倒して、大きな爪痕を残したのではないかと思う。この日は朝一番の浪江女子発組合の時からサッカーグラウンドであるきてくんちぇパークを半分以上埋め尽くすような観客が会場に集まっており、AMEFURASSHIは過去にアイドルによる野外フェスなども経験しているが、過去最大級の観客を前にしたパフォーマンスとなったが、これまで積み上げてきた経験値でコールが出来ない中で「MICHI」や「Staring at You」のような観客を一緒に踊らせる曲やクラッピングで一緒に乗れる曲を中心にセットリストを組み、終了後の特典会が長蛇の列となり、ももクロのライブが始まる時間になっても列が途切れなかったというのは確実にブレイクへのきっかけのひとつをつかんだと思う。
鈴木萌花愛来小島はなの高い歌唱力はもちろんだが、市川優月の力強いダンスや小島はなの切れのある動きに代表されるようにダンスパフォーマンスのスキルが高く、それらの総合力がアイドル界屈指といえるレベルである。実力的には氣志團万博イナズマロックフェスのようなロックフェスティバルでも十分に通用する実力を見せつけたともいえるが、現在の知名度では単独で呼ばれることは難しい(浪江女子発組合は呼ばれるかもしれないので、それに合わせて単独でのパフォーマンスもやらせてもらうという手はある)。
とはいえ、新アルバム発売*1とそれに伴うツアーを前にプロモーションとしては大成功だったのではないか。この日はAMEFURASSHIは動画撮影ができるレギュレーションを採用。ファンの人が撮影したライブ映像がいくつかあがっているが、下記のものはその中でも画像のクオリティー、楽曲の進行を知り尽くしたカメラワークがいずれも質の高いライブ映像で、映像に映りこむ観客の手足なども含め、臨場感のあるものとなっているので、現地の様子が知りたかった人はぜひ見てみてほしい。

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初日は浪江町復興応援アイドルreborn、この日はアイくるガールズと地元福島のアイドルグループ*2*3が参加してくれたのもよかった。特にアイくるガールズは完全生歌でのパフォーマンスで地方で活動しているアイドルグループとしてはレベルが高いと感じさせた。

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タイムスケジュール ※【DAY1】【DAY2】共通
※変更になる場合がございます。

09:30-----〈きてくんちぇパーク〉OPEN

 ▼地元飲食ブース・物産ブース営業START

  ※公式グッズ・ファンクラブブースなどの​営業開始時間は追ってお知らせします

 ▼観覧無料の【パークステージ】開演

   トップバッターは 浪江女子発組合!

10:30-----〈チケット発券(認証)〉START

12:00​-----〈クローク〉受付START 

12:30-----〈ライブ会場〉開場 ​

14:30-----〈ライブ会場〉開演

17:00頃---〈ライブ会場〉終演

​18:00頃---〈きてくんちぇパーク〉CLOSE

www.momoclo-park.net

*1:

*2:rebornはひとりだけの参加だった。説明はいっさいなかったが現在はひとりなのだろうか?

*3:調べてみると二人で活動していたが、2022年1月にメンバー1人が卒業。現在はひとりのようだ。今回を契機に浪江女子発組合としてなにか応援できないものだろうか。

「祝典」前の総括的セトリ 雨踏みとどまり絶好のライブ日和「ももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」2日目@Jヴィレッジ

ももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」2日目@Jヴィレッジ

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ももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」2日目。晴天でこの季節には珍しいほど日が照り付け、暑かった初日とは打って変わってライブ冒頭から若干の小雨がぱらつく天候状態。雨が本降りになることも懸念されたが、ラストの曲がちょうど因縁の「Link Link」で小雨がぱらついてきたのもの本降りにはならず曇天はかえって身体に優しく、絶好のライブ日和となった二日目であった。
この日のセットリストはともに田中将大登場曲の「何時だって挑戦者」「吼えろ」でスタート。こちらもカバー曲ではあるが、ももクロ結成のかなり初期から歌われてきたおなじみの「ツヨクツヨク」へと続く立ち上がり。
ももクロちゃんZ名義の楽曲のためこれまではももクロの大規模ライブではあまり歌う機会がなかった「HERO」も両日にわたって歌われ、ももクロ楽曲の本格的なレパートリー入りを果たしたといえるだろう。
この日は新アルバム「祝典」からはすでに配信では発表されている「BUTTOBI!
」「HAND」が歌われた。「ツヨクツヨク」から「HAND」まで新旧取り混ぜた編成になったが、特に田中将大曲をたくさん歌ったのはコロナ禍で発売されたアルバム「田中将大」収録曲が大挙して歌われるアルバム発売後最初の大規模ライブとなったことに加えて、今後のライブではアルバム収録の新曲がある程度セットリストの中核を担うことになっていきそうなこともあるからではないかと思えた。
前日同様「春の一大事2022」の目玉は宗本康兵のピアノ演奏だけによる「希望の向こうへ」。新バージョンによる「モノクロデッサン」も胸を打つものであった。前日は最後列のDブロック、この日もCブロックの左端に近い、ステージからは遥かに遠い客席であったが、両日ともメンバーの乗るトロッコは近くを通る客席の位置であり、時間は短くほんの一瞬でもメンバーを近くで見る機会があるとそれなりの満足度はあり、この辺りにももクロライブ演出の妙味はあるのではないかと思った。

ももいろクローバーZももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」DAY2 2022年4月24日 J-VILLAGE セットリスト
01. 何時だって挑戦者
02. 吼えろ
03. ツヨクツヨク
04. HERO
05. BUTTOBI!
06. HAND
07. DECORATION
08. 背番号
09. 希望の向こうへ
10. 行く春来る春
11. 走れ! -ZZ ver.-
12. 勝手に君に
13. モノクロデッサン -ZZ ver.-
14. ザ・ゴールデン・ヒストリー
15. PLAY!
16. 笑一笑 ~シャオイーシャオ!~
17. デモンストレーション
<アンコール>
18. ニッポン笑顔百景 -ZZ ver.-
19. コノウタ
20. Link Link

■ AYAKA NATION 2022
2022年7月18日(月)東京都 東京ガーデンシアター

ももクロ夏のバカ騒ぎ2022
2022年7月30日(土)埼玉県 ベルーナドーム
2022年7月31日(日)埼玉県 ベルーナドーム

■ ももいろクリスマス2022
2022年12月24日(土)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
2022年12月25日(日)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

■ 第6回ももいろ歌合戦
2022年12月31日(土)東京都 日本武道館

圧巻の「3000days」 本編のももクロ補完するいぎなり東北産のライブ「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパークDAY1

​「ももクロ春の一大事2022」外周パーク きてくんちぇパークDAY1



ももクロの野外ライブのもうひとつの魅力は外周パークで開催される無料ライブと飲食屋台が参加するフードコート。ももクロライブの中でも特に春と夏のライブに祝祭性を強く感じるのはライブ本番が始まる前から、こうしたイベントにより皆がライブに向けての高揚感を共有することができることにある。
そういう中でも今回の「ももクロ春の一大事2022」外周パークが重要な役割を果たしそうなのは地元で共同主催の3町のひとつである浪江町を本拠地にあーりんがプロデュースし、事務所の後輩アイドルをメンバーに設立した浪江女子発組合が外周ライブに参加したことだ。さらに1日目は浪江町復活応援アイドルreborn、2日目はアイくるガールズと地元福島県ローカルアイドルも参加。そのことで外周パーク(今回はきてくんちぇパーク)でのライブは本体であるももクロのライブと一体としてより地域振興の意味合いでも意義深いものとなっているのだ。下手をすれば前座的な役割になりかねないファンにはなじみの薄いこうしたアイドルを冒頭の浪江女子発組合の次に持ってきているのもそういう狙いがあるのではないかと思う。
もうひとつの目玉はスタプラ後輩で人気上昇中のいぎなり東北産が両日このライブに参加してトリを務めることだ。このグループは東北を拠点としているというだけではなく、震災直後に東北を頻繁に訪問し、被災地での活動を行ったももクロを見てアイドルになりたいと思ったメンバーも複数いるなど設立の経緯からして今回の「ももクロ春の一大事2022」と深い関係がある。いつの日か自らの手で東北でアイドルを結集したフェスを開催したいとの希望もあり、その前哨戦の意味合いもあり、相当以上の意気込みで乗り込んできた。
福島開催の今回の​「ももクロ春の一大事2022」だが、ももクロの本編のライブではあえて被災者に寄り添うような「応援歌」的な楽曲にとどまり、被災や復興への直接的な言及はなかった。そして、今回に関してはそれを補完するような役割を果たしたのが、東北を拠点とするアイドルグループのパフォーマンスだったと思う。そういう意味でいぎなり東北産が「3000days」からそのパフォーマンスをスタートさせたのは象徴的な意味があったのではないか。

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東日本大震災から3000日が経過した2019年12月29日に仙台サンプラザホールでのライブで発表されたこの楽曲は当時歌う前に以下のような言葉の後披露された。

私たちは、東北で生まれて、東北で育ってきました。
東北では、約3000日前に忘れてはいけない出来事がありました。
当たり前が当たり前じゃなくなったあの日、怖くて、辛くて、幼い頃の私たちにはどうすることも出来ませんでした。
この出来事を忘れないように。
そして、東北で活動している私たちだからこそ伝えられることがあると思い、この曲を作りました。

 震災の被災により避難所生活を実際に経験したメンバーが少なくないいぎなり東北産にとってはこの楽曲は被災地の東北の人々を笑顔にするという彼女たちのレーゾンデテール(存在理由)とも深く関わりのある歌で、特別な歌でありすぎることもあって、同じバラード曲でももう少し前向きな決意をこめた「what ever」が発表された後はここぞという時にした歌わないスペシャルな楽曲となっていた。そして、今回の「きてくんちぇパーク」は東北産にとってそういう特別な思いが込められた場所だったのだと思う。
 いぎなり東北産の持ち味は基本的には会場全体を興奮の渦に巻き込んで、大いに沸かせるような楽曲が中心でそういう中に東北各地の地名を歌詞に入れ込んだ「ワンダフル東北」「ハイテンションサマー」やこの日のラストを飾った「うぢらとおめだづ」「天下一品」でこの日来た観客を圧倒していったが、この日最初に歌った「3000days」と2日目の最後に歌ったももいろクローバーZの「ももクロのニッポン万歳!」東北パートのカバーには深い思いが託されていた。「ニッポン万歳!」は震災直後にヒャダインが制作。その後、震災直後のZEPP仙台でのチャリティーライブや震災から1年後に福島・スパリゾートハワイアンズのグランドオープン応援ライブ「ももいろクローバーZ きずなライブ2012~がんばっぺ いわき~」で歌われた楽曲で、福島や東北にゆかりのある楽曲ではあるのだが、曲の要となる東北パートを卒業した有安杏果が歌っていたこともあり、現在は東北パートをことさら強調しないで日本全体を幅広く応援する「ZZver.」に更新されており、元バージョンをももクロが歌うということはなくなっていた。福島の春一では久しぶりにももクロが歌うのではないかという予想もあったが、今回のセットリストの方向性からそれはせずにかわりに2日目に東北産がこの歌を歌うことになった。この曲は被災後にこの曲を聴いて励まされたとの前説をつけて、いぎなり東北産が「夏S」のももクロカバーメドレーで披露したことがあり、今回はそれ以来となったけれど魂を揺さぶられるところがあり、この曲は「ZZver.」もあるけれども、ももクロが歌うことがあまりないのであれば東北産にレパートリーとして歌い継いでもらってもいいのではないかと思ったのである。


「きてくんちぇパークDAY1」のもうひとつの目玉はゲイアイドルを自ら名乗っている二丁目の魁カミングアウト、福岡拠点の九州女子翼、広島拠点のまなみのりさとスタダ以外の実力派アイドルが顔を揃えたことだ。これらのグループについては「GIG TAKAHASHI」で詳しいレポートを書いた*1のでそちらを参照してもらいたいが、二丁目の魁カミングアウトは観客を煽り動かしていくステージングにおいては周回パークではかつてのあゆみくりかまき(すでに解散)を彷彿とさせるような力量を感じさせた。まなみのりさも来年4月の解散をすでに発表しており、これが春一での最後の雄姿となることもあり、若いアイドルとは一線を画した彼女ら特有の円熟したステージを見せてくれた。九州女子翼はメンバー脱退により一時4人となっていたのが新人が加わり、元の5人の体制に戻り、やはりもともと5人を前提に作ったダンスフォーメーションや歌割りは本来の姿に戻ったという安定感を感じさせた。メンバー個々の個別認識が完全には出来ない状態だということもあるが、3月に入ったばかりの新メンバーがいるはずなのにすっかり溶け込んでいて誰がそうなのかは遠目には分からないことに補強の成功を感じさせられた。タイプはまったく異なるが、同じ地元のライバルとしてばってん少女隊と切磋琢磨していってほしいと思う。
(浪江女子発組合と福島のローカルアイドル、この日は参加しなかったAMEFURASSHIについては2日目を参照)

タイムスケジュール ※【DAY1】【DAY2】共通
※変更になる場合がございます。

09:30-----〈きてくんちぇパーク〉OPEN

 ▼地元飲食ブース・物産ブース営業START

  ※公式グッズ・ファンクラブブースなどの​営業開始時間は追ってお知らせします

 ▼観覧無料の【パークステージ】開演

   トップバッターは 浪江女子発組合!

10:30-----〈チケット発券(認証)〉START

12:00​-----〈クローク〉受付START 

12:30-----〈ライブ会場〉開場 ​

14:30-----〈ライブ会場〉開演

17:00頃---〈ライブ会場〉終演

​18:00頃---〈きてくんちぇパーク〉CLOSE

www.momoclo-park.net
simokitazawa.hatenablog.com