下北沢通信

中西理の下北沢通信

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0-01-18から1日間の記事一覧

ポかリン記憶舎「煙の行方」

90年代半ば以降の日本現代演劇を振り返ると群像会話劇の形式でその背後に隠れた人間関係や構造を提示する「関係性の演劇」が大きな流れを作ってきた。平田オリザや岩松了、宮沢章夫らがその代表である。2000年代以降それを凌ぐ大きな流れをつくっていくのが…

天才なのかアホなのか

きたまりのアンヴィヴァレンツな魅力について 関西で今もっとも注目すべき若手コリオグラファーの名前を挙げろ、といわれたら、まずなんといってもきたまり=写真右=の名前を挙げざるををえない。それぐらいここ最近の彼女の活躍は際立っている。2005年には…