下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

1002-01-01から1ヶ月間の記事一覧

青年団リンク 玉田企画「少年期の脳みそ」@小竹向原・アトリエ春風舎

青年団リンク 玉田企画『少年期の脳みそ』 作・演出:玉田真也 出演 鮎川桃果 稲葉佳那子 大山雄史(五反田団) 木下崇祥 黒木絵美花(青年団) 坂倉花奈(青年団) 玉田真也 吉田亮 由かほる(青年団) スタッフ 舞台美術=谷佳那香 照明=井坂浩(青年団) 音響=池…

後期維新派論 〜演劇・ダンス・音楽・美術のはざまで〜

長らく維新派を率いてきた松本雄吉氏が6月死去したことにともない追悼の意味もこめて維新派最終公演「アマハラ」(2016年10月17日観劇)は上演された。公演会場となった平城宮跡は生前から松本がこだわり公演会場にしたいと執念を燃やしていた場所であり、本…

維新派論 〜演劇・ダンス・音楽・美術のはざまで〜

長らく維新派を率いてきた松本雄吉氏が6月死去したことにともない追悼の意味もこめて維新派最終公演「アマハラ」(2016年10月17日観劇)は上演された。公演会場となった平城宮跡は生前から松本がこだわり公演会場にしたいと執念を燃やしていた場所であり、本…

『身一つ』の『娘道成寺』、木ノ下歌舞伎「娘道成寺」「隅田川」@こまばアゴラ劇場

歌舞伎の現代劇化を目指し活動している木ノ下歌舞伎(木ノ下裕一主宰)は劇団設立10周年を記念し、昨年(2016年)から「木ノ下“大”歌舞伎」と題し、過去に好評であった同劇団の演目の連続再演企画に取り組んでいる。こまばアゴラ劇場で上演された「隅田川」…

『身一つ』の『娘道成寺』、木ノ下歌舞伎「娘道成寺」「隅田川」@こまばアゴラ劇場

歌舞伎の現代劇化を目指し活動している木ノ下歌舞伎(木ノ下裕一主宰)は劇団設立10周年を記念し、昨年(2016年)から「木ノ下“大”歌舞伎」と題し、過去に好評であった同劇団の演目の連続再演企画に取り組んでいる。こまばアゴラ劇場で上演された「隅田川」…

2016年ダンスベストアクト

2016年ダンスベストアクト*1、*2、*3 *4 *5 *6を掲載することにした。皆さんの今年のベストアクトはどうでしたか。今回もコメントなどを書いてもらえると嬉しい。 2016年ダンスベストアクト 1,勅使川原三郎カラス・アパラタス. アップデイトダンスシリーズ@…

国際演劇評論家協会日本センター/シアターアーツ主催 劇評講座 演劇における方法論とその射程を 巡って‐長谷基弘氏(桃唄309)を迎えて‐

日時:2016年11月27日(日)、18時スタート 場所:座・高円寺地下3階けいこ場2 講師:長谷基弘 聞き手:中西理 群像会話劇の形でその背後に隠れた人間関係や構造を提示する「関係性の演劇」*1は1990年代以降の日本現代演劇で大きな流れを形成してきました*2…

「演劇の新潮流 ポストゼロ年代演劇の騎手たち 青年団リンクホエイ・劇団野の上=山田百次」舞台映像連続上映

主宰・中西理(演劇舞踊評論)=演目選定 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうという企画がセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」…