下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

2004-01-01から1年間の記事一覧

風邪が治らない

お薦め芝居12月http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/10000412を執筆。 毎年、この時期の季節の変わり目にひどい風邪をひくので今年はひかないようにと気をつけていたのだが、この月曜日からやはり風邪を引いてしまいなかなか完全には治らない。熱はないもの…

大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』@講談社現代新書

大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』(講談社現代新書)ISBN:4061497030。 著者である大塚英志は1958年生まれで私とまったく同年代なので、その著者の80年代回顧については「それものすごく分かる」*1というところがある半面、まったくピンとこない…

東宝ミュージカル「エリザベート」@梅田コマ劇場

大島早紀子が振付から降りた時点で見ようというモチベーションをかなり失ってしまっていたので、東宝の再演版は見ておらず、このバージョンになってからの「エリザベート」を見たのはこれが初めて。初演版のように「つっこみどころ満載」*1の面白さはなくな…

名和晃平個展

「名和晃平個展「Catalyst」*1(ノマルエディション)を見る。 Bグル−ガンという接着剤のような素材を固めて作ったというオブジェは面白かった。しかし、名和晃平といえば関西の若手美術作家では今もっとも勢いを感じる存在で期待の方が大きかったので、今回…

小松原緑「サンクチュアリ-arrange」@サードギャラリーAya

小松原緑*1『サンクチュアリ-arrange』(サードギャラリーAya)*2を見る。 写真を使って、現代の日本の様々な肖像を独自の方法で描いてきた小松原緑。 前回彼女が焦点をあてたのは「やおい/女の子が妄想する男の子どうしのカップル」という現代日本の女性の…

小松原緑と名和晃平

毛皮族「毛皮族のロックンロールミュージカル、キル!キル! お化けが出るぞ!!」@新宿スペースゼロ

毛皮族「毛皮族のロックンロールミュージカル、キル!キル! お化けが出るぞ!!」(スペースゼロ)を観劇。

イデビアン・クルー「関係者デラックス」@新宿パークタワーホール

イデビアン・クルー「関係者デラックス」(パークタワーホール)を観劇。 実は最近少しぱっとしないなと思っていたイデビアン・クルーの舞台だったのだが、これは面白かった。特に群舞の構成が見事でこういう井手茂太はこういうところの巧みさは日本人の振付…

JCDN巡回公演「踊りに行くぜ!!」in金沢(金沢21世紀美術館シアター21)を観劇。 出演/天野由起子(東京)/伊藤キム(東京)/北村成美(大阪)/砂連尾理+寺田みさこ(京都)/山下きよみ(金沢)

金沢21世紀美術館「21世紀の出会い −共鳴、ここ・から」を見る。 3時前に美術館に着き、2時間以上あれば見られるだろうと思ったが、予想以上に分量があり、企画展はまだしも無料の企画展や常設展示は駆け足になってしまったり、見られなかったものがあったの…

「踊りに行くぜ!!」in金沢

今年開館した「金沢21世紀美術館」に早いうちに出掛けたかったので、強行軍とはなったがJCDN巡回公演「踊りに行くぜ!!」が開催されるこの機会にと金沢まで遠征した。

「Dance Circus28」

「Dance Circus28」(2日目)(アートシアターdB)を観劇。 Ca・Ballet「つかみとれ、エチケット」振付:垣尾優 出演:Ca・Ballet 0九「・・・st・」振付・演出:浅野泰生出演:藤井雅信、平野見由紀、伊原加積(hmp)、臼井沙代子(hmp) TORSO&栗棟一惠…

ホンマタカシ「きわめてよいふうけい―SHORT HOPE 中平卓馬」

ホンマタカシ「きわめてよいふうけい―SHORT HOPE 中平卓馬」(リトルモア)ISBN:489815123X・読了。原点回帰-横浜 (amazon.co.jp) 中平卓馬の写真論 (amazon.co.jp)

「きわめてよいふうけい」(ホンマタカシ監督)

映画「きわめてよいふうけい」(ホンマタカシ監督)を見る。 写真家、中平卓馬のドキュメンタリー。写真家のホンマタカシが映画を撮っていると最初に聞いたときは劇映画なんだろうと思って、聞き流していたのだが、それがドキュメンタリーでしかも同業の写真…

「Dance Circus28」(1日目)(アートシアターdB)を観劇。 N'oncoc「a step」作:小谷麻優子 出演:高柳敬靖、小谷麻優子 Ca・Ballet「ロンド ジャンプ ア テール」振付:佐藤健大郎 出演:三林かおる、野玉智奈美(Ca・Ballet) Orange Public「心を感じ…

「木内貴志展 キウチトリエンナーレ2004 名前と美術」

「木内貴志展 キウチトリエンナーレ2004 名前と美術」(ギャラリーwks.)*1を見る。 この人はアホだと思う。もちろん、いい意味で(笑い)。それはこれまでの個展の題名*2を見ただけでもうかがえるような気がする。さらに言えば前回「キウチビエンナーレ2001…

「Dance Circus28」(1日目)

大野一雄の宇宙と花 −大野一雄氏へのオマージュ−

「大野一雄の宇宙と花 −大野一雄氏へのオマージュ−」(アートシアターdB)を観劇。 関西のアーティスト22組による舞踏家、大野一雄氏へのオマージュ作品の連続上演。最後に大野氏自らが車椅子に乗って舞台上に登場。もう踊ることはできなかったのだけれど、…

大野一雄の宇宙と花

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伊藤俊治「20世紀写真史」ISBN:4480080236(ちくま学芸文庫)を読了。 中平卓馬「中平卓馬の写真論」 ISBN:4887521367(《リキエスタ》の会 )を読了。

砂連尾理+寺田みさこ「loves me、or loves me not ワーク・イン・プログレス」(京都芸術センター)を観劇。 じゃれみさは作品をすこしずついろんな機会に上演しながら、製作していくという方法論をとっているので、これは来年に予定された伊丹、東京公演に…

「浜田暁子展」(立体ギャラリー射手座)を見る。 ギャラリーに入って、一瞬、「作品はどこ、もう片付けられてしまったの?」と疑問に思ったのだけれど、床に張られた斜めのタイル状のものが作品だったのね。これだから現代美術って(笑い)。 「鈴木ひろき…

砂連尾理+寺田みさこ「loves me orloves me not ワーク・イン・プ

京都に出掛けて、三条周辺でギャラリーめぐりをした後、京都芸術センターに出掛けて、じゃれみさを観劇。

岩下徹ソロダンス「放下17」(青山円形劇場)を観劇。 「放下」はダンサー岩下徹がなにもない舞台に上がり、素明かりのなかで無音で60分間、即興で踊るという試み。ここではなにもない空間にただ身体を投げ出して踊るということで、ダンサーの存在理由の根源…

「森万里子 縄文―光の化石 トランスサークル展」(東京大学総合研究博物館小石川分室)*1を見る。 森万里子の本格的な作品展示を見るのはこれが初めて。今回の展覧会は博物館の1階、2階を使って3つのインスタレーションを中心に森のスケッチやこのテーマ…

映画「恋の門」(松尾スズキ監督)を観劇。

青山ダンスビエンナーレ(青山円形劇場)を観劇。 アレッシオ・シルベストリン 『デリヴァレ』Alessio Silvestrin, DERIVARE ミリアム・グルフィンク/アソシアシオン LOL 『マリーヌ』Myriam Gourfink / ASSOCIATION LOL, Marine 濱谷由美子/クルスタシ…

「8人の女たち」(アートスフィア)を観劇。

フィリップ・ジャンティ・カンパニー「バニッシング・ポイント」(シアタードラマシティ)を観劇。

げんこつ団「極」@下北沢駅前劇場

げんこつ団「極」(下北沢駅前劇場)を観劇。