ダンス
関かおり PUNCTUMUN『こもこも けなもと』@吉祥寺シアター www.youtube.com 関かおりの作品を見るのはかなりひさしぶりだったが、今はこんな風になっているのかと『こもこも けなもと』に少し驚かされた。コンテンポラリーダンスといっても最近はバレエやス…
スペースノットブランク『ハワワ』@こまばアゴラ劇場 「ハワワ」はゆうめいの池田亮が原作を提供したスペースノットブランクの連作の2本目の作品。前作「ウエア」と比べれば随所に歌が入るなど飽きさせない工夫もあり観劇のためのハードルは低めとも思った…
2021年ダンスベストアクト(年間回顧) 2021年ダンスベストアクト*1、*2、*3 *4 *5 *6 *7 *8を掲載する。皆さんの今年のベストアクトはどうでしたか。今回もコメント欄にコメントなどを書いていただけると嬉しい。マイ「ダンスベストアクト」も大歓迎。 2021…
勅使川原三郎、ヴェニスのビエンナーレダンツァ2022にて金獅子賞を受賞 勅使川原三郎氏が主宰するダンスカンパニー「KARAS」から同氏がヴェニスのビエンナーレダンツァ2022にて金獅子賞を受賞との知らせが届いた。7月には同地で開催される16th Internationa…
スペースノットブランク『ウエア』(2回目)@こまばアゴラ劇場 スペースノットブランク『ウエア』2回目の観劇。1回目の観劇後「作品の流れについていくのが非常に難しくて、見終わった後、異常なほどの疲労感を感じてしまった。つまらないわけではないけ…
KARASアップデイトダンスNo.90「オフィーリア」(勅使川原三郎振付)@荻窪アパラタス KARASアップデイトダンスNo.90「オフィーリア」は2年前に上演された作品の改訂上演である。「オフィーリア」とはシェイクスピア「ハムレット」に登場する悲劇のヒロイン…
スペースノットブランク『ウエア』@こまばアゴラ劇場 スペースノットブランク『ウエア』@こまばアゴラ劇場を観劇。単位時間当たりの情報密度がやたら高くて読解するのに労力を要する作品であることは間違いない。そのため上演時間は70分程度とそれほど長い…
Monochrome circus『HAIGAFURU ーAsh is falling』@横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール Monochrome circus『HAIGAFURU ーAsh is falling』は「灰が降る – Ash is falling」の表題で、2012年にヘルシンキにあるZODIAK (Center for New Dance in Helsinki)で初演。…
KARASアップデイトダンス「踊るうた2」(勅使川原三郎振付)荻窪アパラタス 勅使川原三郎振付 佐東利穂子出演 公演期間中には勅使川原三郎のみソロ出演の日もあるようだが、この日は全編佐東利穂子によるソロダンスの回となった。佐東のソロダンス作品もあ…
アメフラっシ 「シン・魂の公開稽古第四回公演」@恵比寿ガーデンプレイスザ・ガーデンルーム 「シン・魂の公開稽古」は今後のアメフラっシの方向性を考えるうえで非常に重要な役割を果たしていると思う。 www.showroom-live.com
KARASアップデイトダンスNo.88「アダージョ」勅使川原三郎振付@KARASアパラタス 「アダージョ」 マーラー、バーバー、ベートーヴェン、ブルックナー、ラフマニノフ、バッハ、他のラルゴやアダージェットも含めた緩やかな楽曲を構成編集する。 アダージョを踊…
ピナ・バウシュのアーカイブサイト ピナ・バウシュ財団が開設したアーカイブサイト、映像31本、写真1330点、コスチューム画像654点などを自由に見ることができる。https://www.pinabausch.org/en bijutsutecho.com
Co.SCOoPP×Monochrome Circus×山中透“Cover your mouth” エアリアルという現代サーカスの技法を生かした現代アート味強いダンス作品。Monochrome Circusの女性ダンサー二人によるデュオ作品『Labyrinth of Gravity』と Co.SCOoPP主宰の安本亜佐美のソロ『Cov…
アップデイトダンスNo.87「ジャズ -魂の紅葉-」@荻窪カラス・アパラタス 勅使川原三郎 佐東利穂子 【公演日程】 10月 22日(金) 19:30 10月 23日(土) 16:00 10月 24日(日) 16:00 10月 25日(月) 19:30 10月 28日(木) 19:30 10月 29日(金) 19:30 10月 30日(土)…
アメフラっシ 「シン・魂の公開稽古第三回公演」@新宿ルミネゼロ 愛来が足をケガのニュースが急きょ飛び込んできたのでどういう感じだろうと心配しながらの参戦。この企画は単独の自主的イベントからプラットホームを変えて、継続しているもので現在のフォ…
きたまり/KIKIKIKIKIKI『老花夜想(ノクターン)』@東京芸術劇場シアターウエスト 関西から東京に転居してから10年近くの時を経たが、関西時代からそのダンサー・振付家としての才能に一目置いていたのがきたまり(KIKIKIKIKIKI)である。首都圏での活動の機…
妖精大図鑑「YOKOHAMA Ammonite Night」@スタジオHikari 妖精大図鑑の舞台を不思議な作品などと評しても何も言ってないようなものなのだが、そうとしか言いようがないようなこれまで見た劇団にはあまり見たことがないスタイルをもっていて、既存のジャンルの…
アップデイトダンスNo.86「ドビュッシー 光の秘密」(勅使川原三郎振付)@カラス・アパラタス B2ホール 最近の勅使川原三郎作品には文学作品などを原作にした演劇要素が強い作品と音楽と対峙した作品とがあるが、「ドビュッシー 光の秘密」(勅使川原三郎振…
KENTARO‼︎がプロデュースしたボーカルユニット「アンバーのせいにして」 1stシングル「生まれ変わりヒーロー」配信 www.youtube.com www.youtube.com KENTARO‼︎は日本のコンテンポラリーダンス分野を代表する振付家・ダンサー。自らのカンパニーである「東京…
シーユーインヘル「君が忘れたダンスフェス」(Bプログラム)@こまばアゴラ劇場 この日は同じダンスでありながらまったくテイストの異なる3組を見ることができて、「ダンスの今を堪能する」という気分にさせてもらった。 最初に登場した 水越朋×宮崎あかね…
シーユーインヘル「君が忘れたダンスフェス」(Aプログラム)@こまばアゴラ劇場 横山彰乃はカンパニーであるlal bansheesでの活動以外に音楽家と共演するソロ活動も手掛けており、今回は電子音楽家である34423とのセッション。音楽自体がスタイリッシュなも…
シーユーインヘル「君が忘れたダンスフェス」(Cプログラム)@こまばアゴラ劇場 Cプログラムは3組のうち知っているのは代役で急きょ出演のKENTARO!!だけであったが、二番目の栗田紗采*1を中心に女性4人で構成されるユニットW/union がよかった。ストリート…
勅使川原三郎振付・KARASアップデイトダンスNo.85「プラテーロと私4」@荻窪カラスアパラタス 「プラテーロと私」はノーベル文学賞を受賞したスペインの詩人、フアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)による散文詩集でロバのプラテーロと詩人(私)の出会いと…
KAAT キッズ・プログラム 2021「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」@KAAT大スタジオ 日時 2021/7/12(月)~2021/7/19(月) 会場 大スタジオ 料金 おとな3,500円/こども(4歳~高校生)1,000円 一般発売 2021/5/29(土) お問い合わせ チケットかながわ 057…
ニブロール「センス・オブ・ワンダー」- a sense of wonder -@シアタートラム ニブロールの矢内原美邦が日本を代表するコンテンポラリーダンスの女性ダンサー・振付家である山田せつ子、木佐貫邦子を迎えて、ニブロールのチーム(高橋啓祐、SKANK)とともに新…
KARAS「読書 本を読む女」@東京・両国 シアターXカイ あらかじめ録音された佐東利穂子による本の朗読のテキストを劇伴音楽のようにして勅使川原三郎、そして時には佐東利穂子も踊るダンス作品。「読書 本を読む女」の表題に相応しく、暗転から照明がソファ…
アップデイトダンス(演出 照明・勅使川原三郎 振付佐東利穂子)No.84「ノクターン」(夜想曲) 佐東利穂子は近年ダンサーと並行して海外などで振付家としての仕事もスタートしていたが、コロナの流行に伴い中断を余儀なくされた。自ら振付も行いソロで踊ると…
アップデイトダンスNo.83「静かな息」quiet breath@荻窪アパラタス 当初は佐東利穂子とのデュオとして構想していたが、コロナの緊急事態宣言の延長もあって今回は勅使川原三郎のソロとなった。静かなピアノ曲と重なり合い勅使川原三郎の生の呼吸音が息遣い…
北村明子新作映像作品「Echoes of Calling -Encounter-」@Youtube www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=q5bhw638z4oコンテンポラリーダンス振付家北村明子によるアイルランド・日本の国際共同プロジェクト「Echoes of Calling」。欧州文化首都…
KARASアップデイトダンスNo.82「春」変奏曲− 宮沢賢治 −(勅使川原三郎振付・演出)@荻窪アパラタス 宮澤賢治の「春と修羅」をモチーフにした新作。前作「フローラ」は純粋に音楽とダンスのみによっていたが、こちらは全編に佐東利穂子の朗読する詩が響き続け…