Monochrome Circus+ディディエ・テロン「『水の家』Project その1」(京都芸術センター)を観劇。
「水の家」
演出・振付:坂本公成, 振付・ダンス:森裕子+森川弘和
「怪物」
演出・振付:坂本公成, 振付・ダンス:佐伯有香, 音響:真鍋大度
「最後の微笑」
演出・振付:坂本公成+ディディエ・テロン, 音響:真鍋大度
振付・ダンス:森裕子+佐伯有香+荻野ちよ+合田有紀
京都を代表するコンテンポラリーダンスカンパニーであるMonochrome Circusだが、ここがユニークなのはおそらく東京のダンスカンパニーなどではちょっと想像ができないような活動形態をとっていることである。まず特筆すべきなのは国際ワークショップフェスティバル「京都の暑い夏」の運営である。カンパニー自体が主催するわけではないけれど、このフェスティバルは行政などがかかわらずにファンドなどの若干の支援は受けながらも、坂本公成、森裕子を中心にこのカンパニーの構成メンバーが手弁当で運営してきたというところに凄さがあって、いわば本来は海外(特にフランス)であれば地域のダンスセンターが担うような機能をこの京都では単独のカンパニーが担ってきたということころにその活動の面白さ、ユニークさがあるのだ。
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