「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 〜NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ〜」2日目
セットリスト
overture
1.ももいろパンチ
2.未来へススメ
3.行くぜっ!怪盗少女
4.ピンキージョーンズ
5.ミライボウル
6.Z伝説 〜終わりなき革命〜
7.Dの純情
8.労働讃歌
9.猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」MC.1 「自己紹介」
10.Z女戦争
11.さらば愛しき悲しみたちよ
12.GOUNN
13.泣いてもいいんだよMC.2 「新曲紹介」
14.Neo STARGATE
15.BIRTH O BIRTH
16.黒い週末
17.Chai MaxxMC.3
18.Believe
19.いつか君が
20.灰とダイヤモンド
21.鋼の意志(ギター高見沢俊彦)overture アンコールver.
22.CONTRADICTION
23.堂々平和宣言
24.オレンジノート
25.ももクロのニッポン万歳
26.あの空にむかって
花火打ち上がる
END
ももいろクローバーZは圧倒的だった。前日のライブビューイングを見ながら2日目はどんな隠し玉がサプライズとして残っているのかなどと能天気な予想をしていたのだが、この日の5人のパフォーマンスを前にして自らの不明を恥じた。ももクロにはもはやサプライズなんてものは必要がなかった。セットリストについてはももいろパンチから始まる冒頭部分を少し見ただけで、少なくとも前半はデビューからのシングル曲を発表順に並べていくという前日と同じ構成になることは明らかになったが、それでもこの日のパフォーマンスはこの会場での2回目の公演となることで、すっかり国立競技場という巨大な空間を自分たちの手の内に収めた感があり、リラックスして楽しむ余裕さえ感じさせた。
さらにももクロのパフォーマンスもとんでもなさを感じさせたのは新曲紹介のMC後の怒涛の後半でなかでも大規模な編成のコーラス隊の生歌唱での「カルミナ・ブラーナ」から始まる「Neo STARGATE」。アルバム「5th DIMENTION」の中でも難曲と思われ当初は歌いこなせてない感が強かったこの曲をこの日は生カルミナの迫力と拮抗するような強烈なパフォーマンスとして展開。ここから「BIRTH O BIRTH」さらには「黒い週末」と続き一連の流れはこの1年での成長ぶりを感じさせるもので、まさに「圧倒的」なものだった。