下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

スザンネ・リンケ振付ドーレ・ホイヤーに捧ぐ 「人間の激情」「アフェクテ」「エフェクテ」@あうるすぽっと

『人間の激情』
ドーレ・ホイヤーによる初演:1962年
スザンネ・リンケによる初演:1987年
振付:ドーレ・ホイヤー(虚栄心、欲望、不安、愛)、スザンネ・リンケ(哀しみ)


『アフェクテ』
初演:1988年
振付:スザンネ・リンケ、ウルス・ディートリッヒ

『エフェクテ』
初演:1991年
振付:スザンネ・リンケ、ウルス・ディートリッヒ

 「ドイツ表現主義舞踊といわれるダンスがどんなものなのか」を再確認したいというのがスザンネ・リンケ観劇をすることにした大きな目的だ。それというのは複数の批評家がアンサンブル・ゾネの岡登志子の振付のことをドイツ表現主義舞踊の流れを汲むと位置づけていたが、少しぴんとこないところがあったからだ。