下北沢通信

中西理の下北沢通信

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劇団山の手事情社ヨーロッパツアー壮行公演『テンペスト』(下丸子×演劇ぷろじぇくと2018特別企画)@大田区民プラザ 大ホール

劇団山の手事情社ヨーロッパツアー壮行公演『テンペスト』(下丸子×演劇ぷろじぇくと2018特別企画)@大田区民プラザ 大ホール

構成・演出=安田雅弘
原作=W.シェイクスピア

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今公演は、ツアー前の最終リハーサルのため、
セット(舞台美術)や照明は仮のもので簡易的なものとなります。
予めご了承ください。
俳優はヨーロッパでの公演と同じ衣装を身に着け演じます。
本公演では味わえない雰囲気をお楽しみください。

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構成・演出

安田 雅弘

キャスト

山本 芳郎

倉品 淳子

浦 弘毅

大久保 美智子

川村 岳

斉木 和洋

橋口 久男

安部 みはる

谷 洋介

中川 佐織

鯉渕 翼

名越 未央

佐々木 啓

武藤 知佳

髙坂 祥平

鹿沼 玲奈

栗田 直輝

松永 明子

劇団山の手事情社ヨーロッパツアー壮行公演『テンペスト』(下丸子×演劇ぷろじぇくと2018特別企画)@大田区民プラザ 大ホールを観劇。山の手事情社の持ち味は四畳半メソッドによる「語りの演劇」にあるはずだが、欧州ツアーを強く意識したためか集団による身体表現の側面が強かった。
鍛えられた俳優たちによる身体パフォーマンスはよく統制が取れていて、見ごたえがあり、さすが山の手事情社と思わせるだけのものはあった。
 ただ、シェイクスピア作品の「テンペスト」の現代的解釈、特にプロスペロの描き方には強い違和感が残った。
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