下北沢通信

中西理の下北沢通信

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幻灯演奏会『夜の江ノ電』@横浜若葉町ウォーフ

幻灯演奏会『夜の江ノ電』@横浜若葉町ウォーフ

<期日>

2019年11月4日〜2019年11月4日


今回お届けするのは、写真家・田中流の幻灯写真とあなんじゅぱすの生演奏による幻灯演奏会『夜の江ノ電』02年の初演以来、イタリアツアーや室蘭のホスピス公演など国内外の様々な場所で再演を重ねるあなんじゅぱすの代表作です。戦後最大の詩人・田村隆一の同名詩集をモチーフに、鎌倉−藤沢間を走る単軌鉄道・江ノ電が軽快に走り出します。車窓に浮かびあがるのは、田村隆一谷川俊太郎萩原朔太郎入沢康夫など、日本を代表する詩人たちの言葉です。音楽と詩と写真による車窓の旅をお楽しみください。ゲストは歌人・作家の東直子。『夜の江ノ電』い登場する詩に関するトークの他、東の短歌や書き下ろしの朗読劇を俳優の龍昇と能島瑞穂が朗読いたします。ご期待ください。

演奏:あなんじゅぱす 幻灯写真:田中流 構成演出:前田司郎(五反田団) トーク&朗読劇作:東直子(歌人・作家) 朗読:龍昇(龍昇企画)、能島瑞穂(青年団)

【日時】
2019年11月4日(月・祝)
14:00/18:00(開場は各開演の30分前)

【料金】
前売り3000円/当日3500円

【ご予約・お問い合わせ】
045−315−6025(若葉町ウォーフ)

 あなんじゅぱすは元青年団の女優だったひらたよーこが率いるバンド。田村隆一谷川俊太郎ら日本を代表する詩人の詩にオリジナルの曲をつけ、ひらたが歌う。今回は「夜の江ノ電」と題して、写真家田中流の写真をプロジェクターでバンドの後ろの白い壁に映し出して、楽曲と写真の組み合わせでひとつの作品集のようになるように構成していた。