下北沢通信

中西理の下北沢通信

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【第1回浪江女子発組合会議】@twitterライブ

【第1回浪江女子発組合会議】@twitterライブ

 浪江女子発組合は福島県浪江町に本拠を置き、佐々木彩夏(あーりんPPP)が総合プロデューサーを務める地域アイドルグループである。佐々木のほかスターダストプラネットのアメフラっシとB.O.L.Tのメンバー合計7人で構成されている。
 出演の予告で総合プロデューサーの佐々木彩夏浪江町役場 大柿氏のみがクレジットされていたが、浪江町でコロナ感染者が現れ、その記者会見の準備に追われたために大柿氏の欠席が冒頭で発表され、組合メンバーの7人のみのZOOM参加による「第1回浪江女子発組合会議」となった。詳しい内容はアーカイブが残っているようなのでそちらを参照してもらいたいが、浪江女子発組合のグッズを全員が考えてきて、それをそれぞれ発表するというのがメインであった。
 浪江女子発組合については会議の中でもあーりんが言及したがこのコロナ禍において、現地に行ってのライブができなくなったこともあって、当初の計画では8月現在までさらに2曲新曲が出ていたはずなのが、その制作作業も含めて完全に凍結状態になっていたようだ。さらに言えばこの間はももクロ、B.O.L.T、アメフラっシの組合員の所属グループの活動再開に向けての準備が急がれていたこともあり、そちらが優先されていたのではないかとも思う。
 後半は今後の活動の方向性が検討されたが、俎上に上がってきたのが、メンバー全員がPCR検査を済ませたうえで、現地に出かけての浪江町からの配信ライブとMV撮影。これはメンバーからのアイデア提示の後でkwkm氏が割り込んで、撮影などの具体案(絵コンテ的なもの?)をあーりんに提出してもらうと言及していたので、近い将来実現に向かうということになりそうだ。そのほかにもいぎなり東北産がすでに開始しているディスタンスライブ(現地の人だけに集客を絞り込んでの集客ライブ)や土地は十分にあるはずだからとドライブシアター式ライブの開催可能性も今後探っていくということになりそう。
 浪江女子発組合については不思議なのは公的にメジャーデビューの発表などはないのだが、曲の配信はスターダストレコードではなくて、ももクロ、B.O.L.Tが所属しているEVIL LINE RECORD(キングレコード内のレーベル)からになっているようだということだ。私のようにうがった見方をする人間にとってはこの一連の流れを勘案すると面倒くさくならないためにはアメフラっシもEVIL LINE RECORDからメジャーデビューするのが一番ありうる選択肢になるんじゃないかと思うのだが、どうだろうか*1

佐々木彩夏が総合プロデューサーを務めるグループ『浪江女子発組合』が8月20日(木)に「第1回浪江女子発組合会議」を開催!! 

本会議はZoomを使用し、会議の模様を浪江女子発組合のTwitterから配信します♪

■配信日時
2020年8月20日(木)19:00~
■出演
浪江女子発組合(佐々木彩夏)
浪江町役場 大柿さま

また、Twitterにて「#第1回浪江会議」で質問を募集いたしますので、ぜひ皆様も会議にご出席ください♪

▼ご視聴はこちら(浪江女子発組合Twitter)
https://twitter.com/janamieofficial

▼浪江女子発組合オフィシャルサイト
https://www.janamie.com/

twitter.com
www.pscp.tv

浪江女子発組合『やついフェス』2020.6.20

*1:こちらもそちらに向けて進んでいたのがコロナのせいで完全に止まってしまっている可能性は大いにある。なぜなら、メジャーデビューということになればそれにともなうプロモーションを大規模に展開したいが、今の状況ではそれもできないからだ。