下北沢通信

中西理の下北沢通信

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「SOUND×VISION 2004」@graf gm

 SOUND×VISION 2004」graf gm)を見る。
 映像と音楽の組み合わせによる作品を区切られた部屋で見る展覧会。参加アーティストは

コーネリアス×グルーヴィジョンズ
バッファロー・ドーター×小谷元彦
ヤン・イエリネック×カール・クリーム [ディーンストステーレ/メゾ]
ファンクストロング×エンライトメン
パトリック・パルシンガー×マロック [ローダウン]
パードン木村×宇川直宏
エスエヌディ (イギリス)
レチェンツェントラム(ドイツ)
アルバ・ノト a.k.a. カールステン・ニコライ(ドイツ)
デクストロ (オーストリア
テルコシステムズ (オランダ)

とかなり豪華。だが、映像作品を見るのには時間がかかり結局全部は見られず(設定の調子が悪いものもあった)。目玉はコーネリアス×グルーヴィジョンズだと思うのだけれど、これは結局見られずバッファロー・ドーター×小谷元彦パードン木村×宇川直宏など何本かを見て、DVD*1を購入して帰る。後で分かったのだけれど
パードン木村×宇川直宏の作品は市販の雑誌をモチーフに使っているため、DVDの収録では映像がそのまま見せられなかったようで、これを生で見られたのはよかった。
 会場で見た作品ではその「パードン×宇川」作品と「ファンクストロング×エンライトメント」作品が面白かった。というか、あの会場の状況ではミニマルアート的な作品は集中して見るのが難しかった。
 展示についてはどのモニターでどの作品が展示されているのか一切提示されていないので、映像にクレジットは出るのだけれどそれは一瞬だし、もう少しそういうところにも気を使ってほしかった。