下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

クロムモリブデン「翼とクチバシもください」映像上映@LOOK UP BASE|下北沢マルチスタジオ

クロムモリブデン「翼とクチバシもください」映像上映@LOOK UP BASE|下北沢マルチスタジオ

液晶ばかり見ていると、目も心も乾燥してしまってマシンになる。 それで無理矢理人々は眼から液体を流そうとする。 泣ける話を目薬のように入れるのさ。しかし人工的な話はなかなか泣けない。 何が泣ける事なのか余計にわからなくなってマシンになる。 マシン人間やアンドロイドはアンディーと呼ばれてる。アンディーはドラッグでもある。 撲滅運動も開始された。でも、鳥になれば楽に飛べるのさ。鳥になれば。

青木秀樹

作・演出 青木秀樹
東京公演 赤坂RED/THEATER
大阪公演 HEP HALL
2016年5月、6月上演

出演
池村匡紀
岡野優介
小林義典
武子太郎
戸村健太郎
土井玲奈
花戸祐介
森下亮
ゆにば
𠮷田電話
渡邉とかげ

奥田ワレタ
葛木英
久保貫太郎

ももクロ秋の桃神祭DAY2~祀れ、われらの偶像~@千葉県長生村

ももクロ秋の桃神祭DAY2~祀れ、われらの偶像~@千葉県長生村

DAY2「~祀れ、われらの偶像(アイドル)~」
SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. 桃照桃神
02. WE ARE BORN
03. Believe
04. 仮想ディストピア
05. 会心の一劇
06. ロマンティックこんがらがってる
07. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
08. Brand New Day
09. 可視光線
10. PUSH
11. いつか君が
12. 誓い未来
13. 走れ! -ZZ ver.-
14. 青春賦
15. イマジネーション
16. 無 我 夢 中
17. momo
18. 桃色空
<アンコール>
19. ザ・ゴールデン・ヒストリー
20. ももクロの令和ニッポン万歳!
21. 追憶のファンファーレ


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「桃神祭」らしくこの日のライブは「桃照桃神」から始まった。「桃照桃神の末裔」「4色の奇跡」といった言葉で4人のメンバーを象徴的に表現したこの歌は天から降臨した巫女的存在としてももクロを描き出し、しかも10年前の「桃神祭」の時にはまだなかった楽曲でもあるため、新たな「桃神祭」を象徴する楽曲としてこれ以上にふさわしい曲もなかったかもしれない。
 ただ、ここからの楽曲展開は「WE ARE BORN」「Believe」「仮想ディストピア」さらにはアニメ「ドッジ弾子」の主題歌でもある「会心の一劇」と一見「桃神祭」というモチーフとは無関係に思われる楽曲群が続くという予想外の展開となる。その後も「ロマンティックこんがらがってる」「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「Brand New Day」*1「可視光線」*2とそれぞれの楽曲自体は魅力的ではあるが、どうして「桃神祭」の枠組みでこれが披露されるのだろうとの疑問は膨らむばかりなのだった。
 ここからハーフタイムのように地元の住吉神社に奉納されている神輿の地元民による実演や地元の子供たちも参加しての盆踊りが披露されたりして、お祭り感を盛り上げた。

ももいろクローバーZの楽曲「桃照桃神(モモテラスモモミカミ)」は、グループの持つ圧倒的なエネルギーや「4人のフォース」、そしてファン(モノノフ)と共に新世界を切り開いていく姿を、SF的かつ神話的な世界観で描き出したアグレッシブなナンバーです。

作詞・作曲を餓鬼レンジャーのポチョムキン氏らが手掛けており、歌詞全体に以下のようなテーマやモチーフが散りばめられています。

グループの覚醒と神話的世界観
「桃照桃神の末裔」「4色の奇跡」といった言葉で4人のメンバーを象徴的に表現し、次元を超えて世界に光を灯し、桃源郷を創造していくような壮大なストーリーが展開されます。

ファン(モノノフ)との絆
過酷な現実や困難(「雨ニモマケズ 宮沢賢治」など)に直面しながらも、「大丈夫 皆いるから元気」とファンと共に前進していく強い連帯感が歌われています。

遊び心あふれる言葉遊びとカルチャーの融合
ギリシャ神話の英雄「オデッセウス」といったモチーフから、「電気風呂」「骨伝導」「怪獣映画」といったユニークなワードまで飛び出し、カオスでありながらもライブで最高潮に盛り上がれる疾走感に満ちた内容になっています。

桃照桃神(モモテラスモモミカミ)の末裔
満ち足りた素材は4色の奇跡 aureola(アウレオラ)
今真実の力覚醒 巡る惑星っ!
(ももいろクローバーZ「桃照桃神」より)

ももクロ秋の桃神祭2026DAY1~鬼になった桃神様~@千葉県 長生村

ももクロ秋の桃神祭2026DAY1~鬼になった桃神様~@千葉県 長生村

ももクロの野外スタジアムライブ「桃神祭」は2016年*1*2が最後となっていたので今回の「ももクロ秋の桃神祭2026」は10年ぶりの復活となった。「桃神祭」は私の個人的な見解ではももクロを代表するライブといえると思うが、10年前といえばまだ有安杏果もいた時代のライブでもあり、それゆえしばらくは映像も配信などで公開されることもなかった時期も続いていたため、若いモノノフなどではあまり内容を知らない人も案外多いのかもしれない。
 10年の間に以前の桃神祭の時点では発表されていなかった「桃照桃神」など有力な曲はあると思うのだが、個人的な推し曲は秋祭りということで五穀豊穣を主題にしている「ザ・ゴールデン・ヒストリー」は必須だと思っている。

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「ももクロ秋の桃神祭2026」」
DAY1:10月17日(土) ~鬼になった桃神様~
DAY2:10月18日(日) ~祀れ、われらの偶像~ ※読み:われらのアイドル
両日共通:13:30開場 / 15:00開演 / (17:30終演予定)
会場:千葉県長生郡長生村 尼ケ台総合公園

0 〜overture〜
1 デモンストレーション
2 カントリーローズ -時の旅人
3 PUSH
4 仮想ディストピア
5 会心の一劇
6 ロマンティックこんがらがってる
7 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
8 Brand New Day
9 Acceleration
10 Believe
11 いつか君が
12 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
13 走れ! -ZZ ver.-
14 青春賦
15 ムネモシュネ
16 無 我 夢 中
17 D'の純情
18 idola
EN1.BIRTH Ø BIRTH
EN2.バイバイでさようなら

桃神祭の主な軌跡
2014年:『桃神祭2014』

初めて「桃神祭」の名称が冠され、日産スタジアム(神奈川県)で2日間にわたり開催。会場内に巨大な神社や出店、巨大神輿が登場し、大規模な放水などを行ってももクロ流の夏祭りを定着させました。
ももいろクローバーZ

2015年:『桃神祭2015』
ももいろクローバーZ

メンバーの百田夏菜子の故郷である静岡県のエコパスタジアムで開催。2日間で8万人以上を動員し、最終日には翌年の5大ドームツアー開催が発表されるなど大きな節目となりました。
ももいろクローバーZ

2016年:『桃神祭2016 〜鬼ヶ島〜』
ja.wikipedia.org

再び日産スタジアムで開催され、「祭りの集大成」をテーマに日本各地の鬼にまつわる祭りをオマージュした演出を展開。この年の開催を最後に、しばらくスタジアム級での「桃神祭」は行われなくなりました。
ももいろクローバーZ

2026年:『ももクロ秋の桃神祭2026』
長生村

2016年以来、約10年ぶりとなる復活を遂げ、千葉県長生郡長生村(尼ケ台総合公園)にて「ももクロ秋の桃神祭2026」が開催されています。周辺での外周パーク(ながいきフェスタ)なども含め、お祭りムードを前面に出した野外ライブとして再び大きな注目を集めています。

第35次笑の内閣「12人の生まない日本人」@インディペンデントシアターOji

第35次笑の内閣「12人の生まない日本人」@インディペンデントシアターOji

第35次笑の内閣「12人の生まない日本人」@インディペンデントシアターOjiを観劇。「12人の生まない日本人」という表題からも分かるように裁判劇「12人の怒れる男たち」を下敷きにした密室会議演劇である。笑の内閣はこれまでも「福島に修学旅行に行こう」「女性差別する女性」「芸能と契約」などといった際どいテーマで芝居を作ってきたが、今回取り上げたモチーフは「反出生主義」。耳慣れない言葉ではあるが、全ての子供は、「生まれて良いかという同意なしに、子供が欲しいという親のエゴによって強制的に誕生させられた」以上、人間は生まれない方がよく、子供は作るべきではないという思想である。
 この主張は一見荒唐無稽の机上の空論のように感じるが、実は哲学的な問いとしては古代ギリシア以来の歴史を持つひとつの考え方で、これをいざ論理的に否定しようとしても困難であるという思想史的な背景を持っている。
 「12人の生まない日本人」では堂島町という過疎化が進んでいる地方の田舎町を舞台に少子化の波のなかで地区内に6つある小学校を1つに統合し、小中一貫教育の学校を作ろうという計画について住民の意見を聞こうという公聴会的な会議のなかで起こる議論を取り上げ、世界の縮図としてこの町でも起こっているいろんな出来事、問題を浮かび上がらせていく。
 モチーフとしてはこれまで同劇団が取り上げてきた問題と比較するとなじみがない問題であり、とっつきにくくもあるが、それをちゃんと笑えるものに仕立て上げていることにはさすがの手腕を感じた。
 近隣の小学校の改組をめぐる議論に「反出生主義」という爆弾を投じて論陣を張る髭だるマンがよかった。話している内容自体は「世界は滅亡したほうがいい」などお世辞にも世間の理解を得られそうにないものであるのにもかかわらず、語り口と声のよさで聞き手を納得させてしまいようなキャラクターはこの人ならではのもので、この舞台はそれがあるからこそ成立しているんじゃないかと感じた。

出演 由良真介、髭だるマン、高間響、(以上、笑の内閣)、鈴木翠(まどり)、ガトータケヒロ(シイナナ)、白石幸雄、川上唯(劇団しようよ)、香村彩矢、土肥希理子、HIROFUMI、合田団地(努力クラブ)、高瀬川すてら(劇団ZTON)、宮本伊織
脚本 高間響(笑の内閣)
演出 高間響(笑の内閣)
料金(1枚あたり) 500円 ~ 10,000円
【発売日】2026/07/01
早割(事前振込のみ)
一般 3,000円 U25 2,500円
前売:一般 4,000円 U25 3,500円
当日:一般 4,500円 U25 4,000円 
高校生以下:500円
パトロンチケット:10,000円
*助成金に落ち、大赤字確定のため寄付をして頂きたい趣旨のチケットです。当日は先行入場です。

早割期間
東京公演 9月25日(金)まで
公式/劇場サイト
https://warainonaikaku.wixsite.com/index/about-4-3

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

タイムテーブル 10月 9日(金)19:30
10月10日(土)13:00 /17:30
10月11日(日)13:00 /17:30
10月12日(月・祝)11:00/15:30

【あらすじ】
鉄道はとうの昔に廃線、車で50分かかる隣町の大型イオンまで行かないとまともに買い物も出来ないとある山間部の田舎町堂島町。
少子化も顕著で、町内5つの小学校はいずれも3桁を割り込んだため、役場は小学校を一つに統廃合し、小中一貫校を設立しようと計画していた。
その賛否を問うため、若手職員の提案により、25−45歳の子育て世代の町民をランダムに集め意見を求めるくじ引き民主主義会議を導入する。
役場職員2名と集められた10名によって始まった会議。
各々賛成反対の意見を述べていく中、一人の男が待ったをかける。
その男の主張は、「そもそも行政が、子育て支援をすることは倫理に反する。子供を作ることは反道徳的だ」という「反出生主義」であった。

笑の内閣最新作は、2024年に好評を博した作品の再演ツアー。
なぜ日本は少子化なのか?そして反出生主義とはなんなのか?を「12人の怒れる男」以降の伝統である「12人による密室会議演劇」

【反出生主義とは?】 
 全ての子供は、「生まれて良いかという同意なしに、子供が欲しいという親のエゴによって強制的に誕生させられた」以上、人間は生まれない方がよく、子供は作るべきではないという思想。
 さらに生まれた子供が結果的に幸せな人生を歩めたとしても、辛さゆえに親に対し「生まれてきたくなかった」と思う子供がいる一方で、「生まれてさえいれば幸福な体験が出来たのに、なぜ生んでくれなかったのか」と抗議する子供は存在しない。ならば、子供は作らない方が合理的であるとされる。
 古代から多くの哲学者が訴え、南アフリカの哲学者、デイヴィット・ベネターの著書「生まれてこないほうが良かった(2006年)」は全世界で注目を集め、大ヒット漫画「進撃の巨人」の、主人公エレンの異母兄、ジーク・イェーガーによる「エルディア人不妊化計画」など、創作物にも取り上げられるなど、多くの人が生きづらいと思う世の中も相まって日本でも急速に支持者を増やしている。
その他注意事項 未就学児童入場不可
早割チケットは、事前のお振込みが必要です。
1週間以内に指定の口座へお振り込みください。
※お振り込みが確認できない場合は、当日精算扱いとなり、金額が変わりますのでご注意ください。
※お客様都合のキャンセルの場合の返金は致しかねますが、公演終了後、準備が出来次第、配信映像のURLをお送りいたします。
※日時の振替は可能ですので、必ず、事前に制作までご連絡をお願い致します。
※受付開始・開場は開演の30分前です。
※開場時にその場にいらっしゃるお客様の中で、下記順番にてご入場頂きます。
【京都】支援会員→パトロンチケット→早割チケット→前売チケット(支払済)→当日精算
【札幌】【東京】パトロンチケット→早割チケット→前売チケット(支払済)→当日精算


スタッフ 【スタッフ】
作・演出:高間響(笑の内閣)
舞台監督:【京都】小野かっこ【札幌】吉野ふゆみ【東京】山田眞子
照 明:渡辺佳奈
照明オペレーション:【札幌】中森あや【東京】ナカムラマサシ 
音 響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)
音響オペレーション:【札幌】櫛引ちか
宣伝美術:脇田友(スピカ)
収録:配信:竹崎博人(Flatbox)
運営補助:葛川友理(劇団トム論)
制作協力:【京都】彩椿、谷口静栄【札幌】中塚有里(劇団清水企画)、寺地ユイ(気まぐれポニーテール)、加納絵里香 【東京】吉田雅人、松林京子、髙山拓海
制 作:秋津ねを(ねをぱぁく)
演出助手:夏目れみ
主催・企画製作:笑の内閣
提携:【京都】THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
協力:【札幌】札幌演劇シーズン実行委員会

KARASアップデイトダンスーシェイクスピア全集ー「オフィーリア」(演出・照明:勅使川原三郎)@荻窪アパラタス

KARASアップデイトダンスーシェイクスピア全集ー「オフィーリア」(演出・照明:勅使川原三郎)@荻窪アパラタス


勅使川原三郎振付のアトリエ公演KARASアップデイトダンスは今年は「ーシェイクスピア全集ー」と題してウィリアム・シェイクスピア戯曲を原作にしたダンス作品を連続上演している。これまで「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「テンペスト」などを上演してきたが、「ハムレット」のヒロイン役オフィーリアに材をとった「オフィーリア」*1を上演することになった。
 実は勅使川原三郎版の「ハムレット」は2015年に初演されて以降、改作・再演を繰り返してきた。今回の「アップデイトダンスーシェイクスピア全集ー」においてもすでに勅使川原三郎がタイトルロールを演じる「ハムレット」がすでに上演されているが、今回は佐東利穂子が演じる「オフィーリア」も合わせ鏡のように一対として、続けて上演されることになった。
 佐東版「オフィーリア」は2020年2月に初演されて以降、何度か再演されてきたが、もともとオフィーリアが短いシーンでしか登場しない原作戯曲より、そこに題材をとって作者が想像を広げたラファエロ前派の画家ミレイ(ジョン・エヴァレット・ミレー)の有名な絵画「オフィーリア」からインスパイアされた作品として「小川の水の中にあおむけに横たわる女性の死者」のイメージが色濃く映し出された作品として創作された。それゆえに以前の上演では絵画のイメージを映し出すあおむけに横たわる場面が冒頭とラストの二度にわたって繰り返される額縁構造のような構成となっていたが、今回の上演ではそれはラストだけで、そこまでは原作ではあまりはっきりとは描かれることがないオフィーリアの苦悩のようなものがより色濃く提示されるような作りとなっていた。

佐東の身体表現は、言葉を持たないオフィーリアの内面にある絶望や孤独を、極限まで張り詰めた緊張感をもって立ち上がらせる。動きの中心をなすのも従来の静謐な中で床を這うような微細な表現から、立ち上がって空間を切り裂くようにスパイラルな回転をしながら舞い踊るような動きが増えて、その一挙手一投足に宿る強靭なエネルギーは観る者の心を強く揺さぶるものとなった。

 勅使川原が手がけた照明もまた特筆すべきであり、暗闇の中に浮かび上がる冷徹な光が、狂気と死の淵をさまよう彼女の孤独な魂を美しく、かつ残酷に照らし出していた。ハムレットを取り巻く狂乱の影から切り離され、一人の独立した人間としての苦悩と対峙するオフィーリアの姿は、この「ーシェイクスピア全集ー」という連続上演の中でもひときわ鮮烈な残像を観客の脳裏に刻み込むことになった。

演出・照明:勅使川原三郎
アーティスティックコラボレーター:佐東利穂子
出演:佐東利穂子、勅使川原三郎
日程 2026年10月3日(土)ー13日(火)
劇場 カラス・アパラタス B2ホール

『夏の夜の貘』「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進演劇人育成公演 俳優部門@シアター風姿花伝

『夏の夜の貘』「日本の演劇人を育てるプロジェクト」新進演劇人育成公演 俳優部門@シアター風姿花伝

大島弓子の漫画「夏の夜の麦」を原作とした古城十忍作品の18年ぶりの再演。

『夏の夜の貘』
あらすじ
主人公の少年は小学校3年生。実年齢は8歳ですが、ある日、精神年齢だけが突然20歳になってしまいます。すると、たちまち世界は魔法にかけられたかのうに様変わり。
少年から見れば大人たちの大半は皆、精神年齢が非常に幼いのです。父も母も、担任の先生さえも、まるで幼い子ども。19歳の兄もまだまだ小学生クラス、祖父にいたってはまるで赤ん坊……。どうしてこんなことが起こってしまったのでしょう?
こうして少年はシェイクスピアの『夏の夜の夢』の登場人物さながら、魔法で塗り替えられた世界で、学校・家庭という森をさまよい始めていくのです……。

作
[原作]大島弓子(白泉社文庫『つるばらつるばら』収録)

演出
脚本・演出/古城十忍

キャスト
奥村洋治


関谷美香子


長田典之


石坂史朗


山下真人【育成対象者】


菊地千尋【育成対象者】


安森尚【育成対象者】


中坂弥樹【育成対象者】


小山広寿


増田和【Wキャスト】


原田佳世子【Wキャスト】


加藤大輔


綾城愛里奈


詳細
スタッフ

美術:礒田ヒロシ

照明:磯野眞也

音響:黒澤靖博

舞台監督:高橋英司

衣裳:増田 和

演出助手:日置なお

舞台監督助手:小山広寿

記録映像:後藤輝之

大道具:伊藤幸夫 イトウ舞台工房

小道具:原田佳世子 田邉かおり

身・テント演劇(劇団身体ゲンゴロウ)「あるいは怠惰な革命」@​羽村市・医王山 宗禅寺

身・テント演劇(劇団身体ゲンゴロウ)「あるいは怠惰な革命」@​羽村市・医王山 宗禅寺


東京藝術大学の卒業生らによって結成された劇団身体ゲンゴロウの野外テント劇場での公演。野外テント劇場といえばいわゆるアングラ劇の系譜を継承する劇団の専売特許のようなところがあるが、この劇団の場合はそういう匂いが希薄。というのはもともとテント劇場自体が劇団員による東京藝術大学の卒業制作の一環として作られたもので、今回の上演場所である医王山 宗禅寺の駐車場ももともと劇団員との個人的な縁があるというような場所ではなく、自ら一から場所探しをして交渉して、公演にこぎつけたということでもあり、こうした野外テントの公演場所は多くの場合唐組が使用していた花園神社のようにいわゆるアングラ系劇団のネットワークのようなものから公演が可能となっている場合が多いことから、そうしたものとは無縁の若手劇団が公演を行うのはなかなか難しいのが現状でもあり、そういう意味でも珍しい試みだであったと思う。
「あるいは怠惰な革命」はテントの幕を上げて小型トラックが劇場の中に侵入してくるなど、テント芝居らしいスペクタクルを意識している演出はないではないが、物語自体は革命時代のフかでランスの歴史を下敷きにした歴史劇。実はこの作品の中で主人公的な役割を果たしているトドリという人だけは調べてみたが実在が確認できなかったのだが、群像劇として登場する他の登場人物はマクシミリアン(・ロベスピエール)、マラー、デムーランら実際にフランス革命にかかわる実在の歴史上の人物であり、ルイ16世、マリー(・アントワネット)をはじめフランス革命のな
 

脚本:菅井啓汰・武田朋也

演出:菅井啓汰

舞台監督:気田睦
照明:渡邉日和(eimatsumoto Co.Ltd.)

舞台美術・音響:武田朋也
舞台美術協力:加藤柊介
演出助手:松本碩
演出部兼舞監補佐:劉嘉林・髙松奏
衣装:雨樋稜
宣伝美術:巻市二
記録映像:立川藍
制作:岡本真菜、吉年歩騎、小山内美遥
主催:劇団身体ゲンゴロウ
協力:菅原紗貴子・小林かのん

翠月瞳自主企画vol.5「雨の日にタイヤが降っても」@北千住BUoY

翠月瞳自主企画vol.5「雨の日にタイヤが降っても」@北千住BUoY

 

 

【あらすじ】
「どうして私はこんなにも、こんなにも小さく生まれてしまったのだろう」
幼い時に何度も見た光景。ゾウとアリ。クジラとイワシ。人間とミジンコ。タイヤと子供。大きいものと小さいもの。地球にたくさんあるけれど、どうして私はこんなにも小さい心を抱えるのだろう―――世界への戸惑いを覚えた
少女は、ある日旅に出る。

【出演】
阪田 小波
翠月 瞳

【スタッフ】
テキスト 翠月 瞳
コンセプトディレクター 翠月 瞳
ビジュアルディレクター 池田 衣穂
舞台監督 中村 乃愛(Dove and Olive)
音響 藪田 顕都(はちみつ)
照明 高山 遥(はちみつ)
美術/衣裳 池田 衣穂
制作 佐々木 ラッコ
制作補佐 上山 史華

イラスト 池田 衣穂
フライヤーデザイン 阪田 小波