身・テント演劇(劇団身体ゲンゴロウ)「あるいは怠惰な革命」@羽村市・医王山 宗禅寺

東京藝術大学の卒業生らによって結成された劇団身体ゲンゴロウの野外テント劇場での公演。野外テント劇場といえばいわゆるアングラ劇の系譜を継承する劇団の専売特許のようなところがあるが、この劇団の場合はそういう匂いが希薄。というのはもともとテント劇場自体が劇団員による東京藝術大学の卒業制作の一環として作られたもので、今回の上演場所である医王山 宗禅寺の駐車場ももともと劇団員との個人的な縁があるというような場所ではなく、自ら一から場所探しをして交渉して、公演にこぎつけたということでもあり、こうした野外テントの公演場所は多くの場合唐組が使用していた花園神社のようにいわゆるアングラ系劇団のネットワークのようなものから公演が可能となっている場合が多いことから、そうしたものとは無縁の若手劇団が公演を行うのはなかなか難しいのが現状でもあり、そういう意味でも珍しい試みだであったと思う。
「あるいは怠惰な革命」はテントの幕を上げて小型トラックが劇場の中に侵入してくるなど、テント芝居らしいスペクタクルを意識している演出はないではないが、物語自体は革命時代のフかでランスの歴史を下敷きにした歴史劇。実はこの作品の中で主人公的な役割を果たしているトドリという人だけは調べてみたが実在が確認できなかったのだが、群像劇として登場する他の登場人物はマクシミリアン(・ロベスピエール)、マラー、デムーランら実際にフランス革命にかかわる実在の歴史上の人物であり、ルイ16世、マリー(・アントワネット)をはじめフランス革命のな
脚本:菅井啓汰・武田朋也
演出:菅井啓汰
舞台監督:気田睦
照明:渡邉日和(eimatsumoto Co.Ltd.)舞台美術・音響:武田朋也
舞台美術協力:加藤柊介
演出助手:松本碩
演出部兼舞監補佐:劉嘉林・髙松奏
衣装:雨樋稜
宣伝美術:巻市二
記録映像:立川藍
制作:岡本真菜、吉年歩騎、小山内美遥
主催:劇団身体ゲンゴロウ
協力:菅原紗貴子・小林かのん





