下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

演劇企画ユニットDONNA-DONNA「タバタバ/綿畑の孤独の中で」

HEP HALLで演劇企画ユニットDONNA-DONNA「タバタバ/綿畑の孤独の中で」(7時半〜)を観劇。 「ロベルト・ズッコ」の作者でもあるコルテスの戯曲を佐藤信の演出、みやなおこ・ハラトモヒロ(「タバタバ」)、柄本明、KONTA(「綿畑も孤独の中で」)のコンビ…

ひさびさの平日休みだったが……

ひさびさの平日休みだったが、前日明け方まで起きていたため、起きたのは夕方。 1日中寝ていたことで困ったことに。本当は忙しくて未納になっていた電話料金を払うために電話局に連絡しなければいけなかったのだが、またもや9時〜5時の営業時間内に連絡でき…

仕事に行っただけの日

前日が遅かったこともあり、午後起きて仕事に出掛けるが、ほとんどそれだけでなにもできず。

北村成美「シゲニカルゲート」(7時〜、アートシアターdB)なにわのコリオグラファーしげやん、こと北村成美の魅力がいろんな形で味わえる好企画であった。全体は3部構成で第1部が昨年初演されて以来再演を重ねてきた「ラベンダー」、第2部は劇場から飛び…

少年王者舘「それいゆ」は5年ぶりの再演ではあるが、今回はモチーフにおいて共通点が多かった維新派「nocturne 月下の散歩者」に引き続いてというタイミングで見比べる結果になったことで、類似部分があると言われることが多い、松本雄吉、天野天街の間にシ…

少年王者舘と北村成美

少年王者舘「それいゆ」(2時〜、一心寺シアター倶楽)、北村成美「シゲニカルゲート」(7時〜、アートシアターdB)を観劇。

「北京の探偵」はトリのマークの公演としてはあまりにも薄味で以前からずっと懇意にして応援してきたし、面白いと思ってきた集団だけに最近の方向性についてちょっと危ぐを感じてしまった。これは「ギロンと探偵」の連作シリーズ作品の1作であり、本来これ…

イデビアン・クルー「理不尽ベル」@パークタワーホール

イデビアン・クルー「理不尽ベル」(3時〜、パークタワーホール)で観劇 日韓ダンスコンタクトを青山円形劇場で観劇。上演されたのは日韓次の4人(4組)の作品でいずれもソロ作品であった。 ・「epilogue」振付・出演:Noh,Jin-hwan 廬振渙 ・「ピノキオ?…

東京で観劇行脚

イデビアン・クルー「理不尽ベル」(3時〜、パークタワーホール)、日韓ダンスコンタクト(5時〜、青山円形劇場)、トリのマーク「北京の探偵」(8時〜、ザ・スズナリ)を観劇。

会社で仕事

少し早めに起きて映画「ロボコン」にでも行こうかと思っていたが、起きたら2時を回っており、すぐに着替えて会社に向かう。

HEP HALLプロデュース「ケツバン」(7時〜、HEP HALL)を観劇。 メンバーが集まらず試合が出来ないために求人雑誌に時給で参加する野球選手を募集する草野球チームの話である。どう言えばいいのか。こういう種類のプロデュース公演としてはけっして出来が悪…

HEP HALLプロデュース「ケツバン」

朝から仕事で出社。

「ダンスの未来」公開選考会(7時〜、京都府民ホールALTI)を見る。 来年2月に京都府民ホールALTIで行われるダンス企画「ダンスの未来」の出演者を選ぶための公開選考会である。 参加したのは小川珠子・坂本公成(モノクロームサーカス)・セレノグラフィカ…

ガーディアンガーデン演劇フェス公開最終選考会

ガーディアンガーデン演劇フェス公開最終選考会(2時〜、スフィアメックス)を見る。この日はH・アール・カオス「春の祭典」の公演もあり、チケットも持っていたのだが、6時からの開演には間に合いそうになく、断腸の思いで観劇を断念した。個々のパフォー…

国立国際美術館でついに「ヤノベケンジ近作展 MEGAROMANIA」を見る。ある人に現代美術のことについてどんなものが現代美術とみなされるのだとか、逆になにがみなされないのかなどと事細かに聞き出していたら、「そんなことを言ってないで見にいってください…

超歌劇団featuringロリータ男爵「ゲートボールショック・ネオ」(7時〜、タイニイアリス)を観劇。 超歌劇団とロリータ男爵の合同公演にゴキブリコンビナートからセリトニン瘍子ら3人が客演した。合同公演とはいえ今回は超歌劇団のうるけん一郎太が作・演出…

PROJECT FUKUROW「KAFKA 架蜉架」(5時〜、鉄仙会能楽研修所)を観劇。 石川ふくろうがロボット製作、佐成哲也が振付・ダンス。どちらも以前に見た時にはあまり感心しなくて、今回はかなり時間が経過しているからよくなっていることを期待していったのだが………

維新派「nocturne 月下の散歩者」(1時〜、新国立劇場)の楽日を観劇。 本来ならば感想を書かねばならないところではあるが、京都のフリーペーパー「PAN-PRESS」のレビューに書く予定なのでしばらく待ってほしい。(締め切りは9月28日)

「中ハシ克シゲ Zeroproject2000〜2003」

児玉画廊に「中ハシ克シゲ Zeroproject2000〜2003」を見に行く。「ゼロ プロジェクト」は、その土地にゆかりのあるゼロ戦を、プラモデルから撮った実物大の写真を張り合わせて制作し、燃やすというプロジェクトである、というような話は以前から聞いてはいた…

立身出世劇場「港町マクベス」

立身出世劇場「港町マクベス」(2時〜、近鉄小劇場)を観劇。 「港町マクベス」って表題に「マクベス」ったあるとどうしてもそれをどう料理したのかシビアな目で見てしまう。いろいろ、言いたいことはあるが、入れ子で劇中劇として「マクベス」が出てくるし…

立身出世劇場「港町マクベス」を観劇。

起きたら1時ごろ。またも「ヤノベケンジ展」見られず。

寝て1日過ぎる

東京に3日間滞在したのでひさびさに会ったH氏と話がはずみ気が付いたら明け方に。そのため、仕事の時間(3時)ぎりぎりにしか起きられず早めに起きて行くつもりだった「ヤノベケンジ展」はこの日も断念した。明日がラストチャンスだろうか。

大駱駝艦「2001年 壺中の旅」(7時〜)をフェスティバルゲートのシアターdBで観劇。大駱駝艦の「壺中天舞踏公演in大阪」の第1団。「壺中天」というのは同集団がアトリエ公演として行ってきた小規模な公演で、ここでは振付・演出(振鋳・鋳態)を主宰の麿赤…

大駱駝艦「2001年 壺中の旅」観劇

朝から仕事。 以前「阿修羅城の瞳」の開演前に流れる音楽について、メールで問い合わせを受けたのですが、私はこの辺りの音楽には弱くて。そういうわけで、ほかのサイトで問い合わせたりしてちょっと調べてみました。新感線の場合、芝居がはじまる前の冒頭の…

「網状言論F改 ポストモダン・オタク・セクシュアリティ」(東浩紀編著)を読了。東浩紀が村上隆がキュレーティングした美術展「スーパーフラット展」での英文の資料をすべて手掛けたという話を聞き、日本の現代美術に詳しいということはあまり聞いたことは…

朝から仕事

朝から仕事。

「アート:”芸術”が終わった後の”アート”」(松井みどり著)

「アート:”芸術”が終わった後の”アート”」(松井みどり著)を読了。 最近、現代美術に関する本を次から次へと読み飛ばしている。これはもちろん、最近、現代美術というジャンルがなんなのかについてすごく興味を持ち始めているからでもあるわけだが、もう一…

大阪松竹座「阿修羅城の瞳」

大阪松竹座「阿修羅城の瞳」(6時半〜)を観劇。2回目の観劇である。この芝居の持つメタシアター的構造については歌舞伎と南北についてはhttp://member.nifty.ne.jp/simokitazawa/review3-1.htmlに書き、繰り返すのも面倒になっている。つかこうへいとの関…

「阿修羅城の瞳」観劇(2度目)

朝一番の新幹線(6時発のぞみ)で帰阪。そのまま出社して夕方まで仕事。

『「爆心地」の芸術』(椹木野衣著)を読了。この本表題が損しているのじゃないか。こちらが内容を調べもしないで勝手に思い込んでいたのだから、こちらの責任ではあるのだけれど、なんとなく椹木野衣らしくはないなと思ってはいたのだが、全体が反戦芸術へ…