2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
劇団身体ゲンゴロウ5周年記念公演「ナマリの銅像」@新宿スターフィールド 劇団身体ゲンゴロウ5周年記念公演「ナマリの銅像」@新宿スターフィールドを観劇。1637年12月、島原・天草の農民たち(キリシタン軍)は原城(現・長崎県南島原市)に集結し、女性・…
ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアター ▷東京公演 2024年 3月23日(土)~31日(日) 吉祥寺シアター ◉矢内原美邦が描く現代版「ゴドーを待ちながら」 船を待つ人々の異なる想いが交差し、時のなかで運命の出会いや別れが紡がれる。永遠の船…
東京演劇アンサンブル 創立70年記念公演Ⅰ「行ったり来たり」@すみだパークシアター倉 東京演劇アンサンブル 創立70年記念公演Ⅰ「行ったり来たり」@すみだパークシアター倉を観劇。東京演劇アンサンブルといえばブレヒトというイメージがあるから、創立70年…
ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアター ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」@吉祥寺シアターを観劇。矢内原美邦が描く現代版「ゴドーを待ちながら」という触れ込みだが、実は最初は「ゴドーを待ちながら」そのものを上演したかっ…
早坂彩「新ハムレット」@こまはアゴラ劇場 早坂彩「新ハムレット」@こまはアゴラ劇場を観劇。「新ハムレット」は表題に「ハムレット」を冠しているけれど、シェイクスピアの「ハムレット」から主要登場人物のキャラと設定を借りてはいるものの、筋立てや結末…
ムニ『つかの間の道』『赤と黄色の夢』二本立て公演・作・演出:黒澤優美(『赤と黄色の夢」)@アトリエ春風舎 一緒に暮らしている男女のうち、女性がコロナにかかり、関り合いを避けた男性が姉と一緒にしばらく帰っていなかった実家の祖母のもとに帰省をし…
AMEFURASSHI ワンマンLIVE「FLWRS」@EX THEATER ROPPONGI アメフラを四季それぞれを彩る花に例え大輪が咲きほこるように開花したさまを愛でるコンセプトライブ。ももクロとはまた違う完成度の高さがある。まだ早いけどももクロ以来初めてドームに届く存在に…
ムニ『つかの間の道』『赤と黄色の夢』二本立て公演・作・演出:宮崎玲奈(『つかの間の道』)@アトリエ春風舎 ムニ『つかの間の道』@アトリエ春風舎を観劇。4年前に青年団若手自主企画vol.81 宮﨑企画『つかの間の道』@アトリエ春風舎*1*2として上演され…
シアターシュリンプ 2024「マイスイートリトルラッキーデイ」@サンシャイン劇場 2024年3月9日(土)~17日(日)東京都 サンシャイン劇場 ※全11ステージ <出演者> 私立恵比寿中学(真山りか / 安本彩花 / 星名美怜 / 小林歌穂 / 中山莉子 / 桜木心菜 / 小…
ホエイ「クチナシと翁」3回目@こまばアゴラ劇場 何かの参考になるかと思い青森県での落ち武者伝説をネット検索してみると以下のような記事がヒットした。 www.ne.jp 前回の観劇レビューで「平家の落ち武者」ではないと書いたが、八戸市周辺の落ち武者伝説は…
ホエイ「クチナシと翁」2回目@こまばアゴラ劇場 ホエイ「クチナシと翁」は不思議な作品である。表面上は辺境の地域村落での老いと介護の問題など社会的な課題を描いた作品に見え、それでも十分に面白くはあるのだが、その中に神話的な要素がメタファー(隠…
ホエイ「クチナシと翁」@こまばアゴラ劇場 ホエイ「クチナシと翁」@こまばアゴラ劇場を観劇。山田百次のひさびさの新作である。ホエイとしての新作上演は「喫茶ティファニー」(2019年)以来だから5年ぶりになる。こまばアゴラ劇場は5月で閉館となることが…
MONO 第51回公演「御菓子司 亀屋権太楼」@下北沢ザ・スズナリ MONO「御菓子司 亀屋権太楼」を観劇。 作・演出 土田英生出演 尾方宣久 奥村泰彦 金替康博 高橋明日香 立川 茜 土田英生 水沼 健 渡辺啓太
劇場ツアー『東京都目黒区駒場1丁目11−13』・シンポジウム『こまばアゴラ劇場がなくなるということは、何がなくなるということなのか?』 企画・構成:アゴラ制作(黒澤多生、中條 玲、蜂巣もも、半澤裕彦、日和下駄) こまばアゴラ劇場制作部が主体となった…
玉井詩織ソロコンサート「いろいろ(仮)」東京国際フォーラム ホールA ももクロにはアリーナの大空間をたった1人で支配する一騎当千の猛者が3人おり、埼玉スーパーアリーナ、横浜アリーナなどでの彼女らの勇姿を目の当たりにしてきたが、最後になった玉井…
第68回岸田國士戯曲賞受賞作品決定 第68回岸田國士戯曲賞をゆうめいの池田亮「ハートランド」が受賞。この受賞作は未見でなんともいえないのだけれど、彼の実力や近作の水準から考えると当然の受賞だったかなとも思う。私個人としては最終候補作にも入らなか…