坂東玉三郎特別舞踊公演「連獅子/京鹿子娘二人道成寺」(大阪松竹座)を観劇。
一、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精 海老蔵
狂言師左近後に仔獅子の精 尾上右近
二、京鹿子娘二人道成寺
(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
道行より押戻しまで
芝居と比べると歌舞伎の舞踊というのはよほど体調がいいときでないと知らず知らずうちについついうとうとしてしまうことが多く、苦手な部類なのだが、舞踊の当代の名人ともいえる玉三郎と若手の筆頭であろう海老蔵、菊之助が顔をそろえた今回の公演は本当に面白くて時間がたつのがむしろ早く感じられた。