ダムタイプ 2022:remap@アーティゾン美術館
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2022年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展に参加したダムタイプの美術インスタレーションの帰国展示。きょうが会期の最終日だったのだが、何とかギリギリで駆け付けることができた。
ダムタイプはもともと京都市立芸大の学生を中心に設立されたアートパフォーマンス集団であるが、そうした出自もあって、実は設立されたころから舞台芸術作品とインスタレーション的な美術作品を並行して手掛けてきた。
直近のパフォーマンス作品としては京都ローム劇場との共同製作作品として「2020」が上演されたが、こちらと今回の美術インスタレーションには直接のつながりはなく、前者には創設時からの音楽監督だった山中透が参加し音楽を担当したのに対し、美術インスタレーション「2022:remap」には以前からダムタイプメンバーの高谷史郎作品には何度も関わっている坂本龍一が音楽を担当。映像なども高谷の制作と思われるので、ダムタイプ名義の作品とはなっているが、映像、音響のテイストは高谷名義の作品の延長線上にあるものではないかと感じた。