下北沢通信

中西理の下北沢通信

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ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へ

ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へ

 ダムタイプ「2020」の配信映像を配信映像を拝見。新世代のアーティストが何人も参加しているが、それでいて「これぞダムタイプ」という作品になっているのが嬉しい。しかも、今回は前期作品の音楽を古橋悌二と一緒に担当した山中通が音楽提供でひさびさに参加したばかりではなく、自らターンテーブルのDJプレイも見せ、後期の音楽を手掛けた池田亮司も参加することで、私がダムタイプの最盛期と考える「PH」「S/N」の時代のテイストを感じさせたのも嬉しいことであった。

《2020》は、《pH》(1990初演)をはじめ、《S/N》(1994)、《OR》(1997)、《memorandum》(1999)、《Voyage》(2002)など、伝説的な作品の数々により、日本のみならず世界でも評価が高いダムタイプの新作。高谷史郎をはじめ、山中透、池田亮司、古舘健、原摩利彦らのほか、オーディションによって選ばれた10代のダンサー・アオイヤマダも参加している。

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12月25日10時〜27日23時59分限定公開
www.youtube.com