第17回OMS戯曲賞の最終選考候補作が、以下の8作品に決まった。
小原延之〔AI・HALL+小原延之共同製作〕「oasis」
棚瀬美幸〔南船北馬〕「それでもワタシは空をみる」
田辺剛〔下鴨車窓〕「人魚」
土橋淳志〔A級MissingLink〕「無神論者は幽霊を見ない」
中村賢司〔空の驛舎〕「祈らなくていいのか」
はしぐちしん〔コンブリ団〕「ムイカ」
山崎彬〔悪い芝居〕「嘘ツキ、号泣」
横山拓也〔真夏の會〕「エダニク」
最終選考会は12月7日(火)の昼から行なわれ授賞式・公開選評会は、19時より精華小劇場にて行なわれる。
最終選考候補8作品は、以下のサイトにPDFファイルが掲載中。
http://www.ogbc.co.jp/oms.htm
個人的な注目はセミネール上映会でも取り上げることにしていることもあり、山崎彬〔悪い芝居〕「嘘ツキ、号泣」なのだが、売込隊ビームの横山拓也の「エダニク」が昨年の劇作家協会最優秀新人戯曲賞を受賞していることもあって最有力といえるだろうか。ただ、以前から思っているのだがせっかくの戯曲賞なのだから対象作品が劇作家協会新人戯曲賞や場合によっては岸田戯曲賞にも先行されてしまうというタイムラグはなんとかならないだろうか。「エダニク」「嘘ツキ、号泣」がノミネート作品というのは作品自体は問題ないとしても時期的にはずいぶん前の作品が対象になるのだなとどうしても思ってしまう。
私は仕事で残念ながら行けそうにないのだが、今回は以下のようなイベントも開催されるらしい。興味のある人は戯曲を読んだうえでぜひ出かけてみたらと思う。
戯曲はこちらで→http://www.ogbc.co.jp/oms.htm
●「第17回OMS戯曲賞・最終選考候補作を語る会」開催
日時:平成22年11月24日(水)19時30分〜
場所:Dining & Bar DINGHY Tel 06-6223-5885
大阪市中央区道修町3-5-11 OMEビル1F
参加料:無料(フード・ドリンクのご注文をお願いいたします)
お申込み・お問合せ:大阪ガス近畿圏部・山納 e-mail
*当日は作品のコピー等の配布はいたしませんので、あらかじめお読みいただいた上でお越しください。