下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

三人芝居「キャラメルと弾丸、凪の日のこと」

 三人芝居「キャラメルと弾丸、凪の日のこと」(大阪芸術創造館)を観劇。
 桃園会の深津篤史の作演出による3人芝居。出演は奇異保(兵庫県立ピッコロ演劇学校)、一色大輔(未来探偵社)、橋本健司(桃園会)。
 相変わらず難解の深津節。今回はメタシアター+不条理劇(「ゴドーを待ちながら」)といったところか。なにかを待ち続ける3人の男。そこにはそれぞれに深いトラウマとなったような過去の出来事があったのではとの予感が匂わさせるがその真相はついに明らかにはされない。