『走れメロス』を翻案。ひき逃げを起こした父親の身代わりで出頭しようとする息子の葛藤と歪んだ家族の絆を描く。
田川啓介/作・演出
出演◇猪瀬青史 黒木絵美花 橘花梨 用松亮 柳沢茂樹
前作である「わたし〜抱きしめてあげたい〜」 (水素74% + 三鷹市芸術文化センターpresents)では太宰治の「道化の花」を下敷きとしたが、今回は「走れメロス」。という前知識で見に行ったのだが、「走れメロス」が原作というのは言われなければ芝居からは全然分からない。
「走れメロス」(はしれメロス)は、太宰治の短編小説。処刑されるのを承知の上で友情を守ったメロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語。(ウィキペディアより引用)