いろいろ不手際もありましたが、なんとか無事に終了しました。参加していただいた皆さんどうも有難うございました。時間の関係で直接個人的に話もできずに残念でしたので感想など書き込み(あるいはメール)していただると有難いのですが。
VOL.11[上海太郎とメタファーの演劇]
講師・中西理(演劇舞踊評論)
特別ゲスト・上海太郎(上海太郎カンパニー)
東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうというセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」の第11回の日時が決まりました。これまで第1回目のチェルフィッチュを皮切りに今もっとも注目の演劇・ダンスの集団(作家)を選んで紹介してきました。
今回は上海太郎舞踏公司です。これまでセミネール演劇編では平田オリザを筆頭に主として「関係性の演劇」とその後継者たちを取り上げてきました。実は日本演劇にはそれと対極をなす大きな流れ「身体性の演劇」*1があります。次のシリーズではこちらを紹介していきたいのですが、上海太郎の劇世界はその両者をつなぐきわめてユニークな位置にあります。作品そのものは笑いの要素も重視しているために単なるエンターテイメントと軽く見る人も多いのですが、日本現代演劇において90年代を代表する作家であると考えています。新カンパニー「上海太郎カンパニー」の旗揚げ公演を9月にを控えて準備中の上海太郎氏をゲストに迎え、俳優・演出家・振付家として多彩な展開を見せるその才能の真髄に迫っていきたいと思います。
上海太郎舞踏公司B「朝ごはん」
【日時】2009年7月30日(木)p.m.7:30〜
【場所】〔FINNEGANS WAKE〕1+1 にて
【料金】¥1500[1ドリンク付] (※学生¥1200・1ドリンク付)
詳細な情報は
http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20090701