下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

スターズオンアイスジャパンツアー2011(大阪公演)@なみはやドーム

■開催日
・2011年1月8日(土)開場14:00/開演15:00
・2011年1月9日(日)開場11:00/開演12:00
・2011年1月9日(日)開場16:00/開演17:00
■会場 :大阪府なみはやドーム

■料金(税込)
アリーナSS : \25,000
アリーナS : \20,000
SS : \15,000
S : \10,000
A : \6,000

■出演スケーター(変更の場合あり)
エヴァン・ライサチェク
サーシャ・コーエン
トッド・エルドリッジ
マイケル・ワイス
カート・ブラウニング
ジェフリー・バトル
ジョアニー・ロシェット
ジェイミー・サレー&デイビット・ペルティエ
タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト
キョウコ・イナ
浅田真央
高橋大輔
安藤美姫
荒川静香
本田武史
羽生結弦

テレビ東京サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/soi2011/


 高橋大輔は悪くはないけれどジャンプが不安定、少し疲れぎみだったのだろうか。安藤美姫浅田真央は素晴らしかった。ただ、この日もっとも感銘を受けたのは実は荒川静香の演技。ジャンプにはさすがに現役時代のような安定感はないけれど、指先の動きまでも繊細に表現された滑る姿勢の美しさを見ると流石。世界選手権で優勝したといっても安藤も浅田もまだ成熟という意味で荒川静香を超えているわけではないのだなと感じさせられた。
 ということは安藤美姫浅田真央もまだまだ成長の余地があるということ。とりあえず世界選手権は頑張ってほしい。羽生結弦は昨年も見たのだけれど、こちらは一段と成長した姿を見せてくれていて頼もしい限り。この日は疲れているせいか、ジャンプで転倒し、悔しそうな挨拶が印象的。この負けず嫌い、勝気に見えるところがこれまでの日本人選手にはあまりないところだ。

 海外組のなかではカート・ブラウニングが凄かった。ジャンプも現時点で比べたら本田よりもよほど跳べているじゃないかと思ってしまうのだが、これは思っても言ってはならない禁句だっただろうか(笑い)。