下北沢通信

中西理の下北沢通信

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<SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.4>梅田哲也「COMPOSITE: VARIATIONS(の素) / SCOOL / 5人」

<SCOOL パフォーマンス・シリーズ2017 Vol.4>梅田哲也「COMPOSITE: VARIATIONS(の素) / SCOOL / 5人」

出演

梅田哲也
捩子ぴじん
船川翔司
會田洋平
mmm

日程

9/28(木)開場19:30/開演20:00
9/29(金)開場19:30/開演20:00

料金

予約 2500円
(+1ドリンクオーダー)
*当日券は+500円


9.28 THU 20:00
9.29 FRI 20:00



4月に京都のライブハウス「外」で上演された「COMPOSITE: VARIATIONS(の元) / 外 / 4人」のアイデアを下敷きに、5月におこなわれたベルギーのブリュッセルにおける公演「COMPOSITE: VARIATIONS」/参加者40名の半屋外パフォーマンス を脳内でバラバラに解体、その40人分の声と会場のスケールを無理矢理、ぎゅ、と濃縮してから、SCOOLで還元してみようとする音楽。共演は5月の本編にも参加したダンサーの捩子ぴじん、先祖が海賊の船川翔司に加えて、東京からcore of bellsの會田洋平とmmm。

美術家、梅田哲也のオブジェ的なアートと出演者によるボイスパフォーマンスの組み合わせ。オブジェではアートパフォーマンスとしてのコンセプトがあるようなのだが、この日のパフォーマンスを見ているだけではどういうことなのかというのはよく分からない。途中で「さすせそ」などとよく意味の分からない言葉を捩子ぴじんが口ずさんでいるのだけれど、「し(死)」を抜かしているのではないかとの指摘がネット上にあり、「そうなのかも」と思ったけれどそれが正しい解釈なのかどうかも判然とはしない。
 最後にゆで玉子(?)を床に立て続けようとしているのには何か象徴的な意味がありそうなのだが、はっきりと分からないのはもどかしい感じがある。