スヌーヌー vol.1「ドードー」@三鷹SCOOL
作・演出 笠木泉
出演 踊り子あり(はえぎわ)
料金
前売:1500円
当日:1800円
学生:1000円(要予約・学生証提示)
5.31 - 20:00
6.1 15:00 20:00
6.2 14:00 19:00
「スヌーヌー」の「ドードー」についてのノート
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笠木泉です。
一人で舞台を作るにあたり、
「スヌーヌー」という新しい名前をつけました。アラビア語で「つばめ」の意味です。この名前に決まるまで結構悩みました。
第二候補は「マグパイ」でした。 「マグパイ」は英語で「カササギ」。
まあ、私がカサギだからです。その他「泥棒かささぎ」「劇団ギーカサ」など、様々な意見も出ましたが、結果「スヌーヌー」に落ち着きました。今後、この名前でふっと現れては活動すると思います。今回の舞台の題名は「ドードー」です。絶滅してしまった鳥なので、いろいろよくわからないのですが、よくわからないことを考える舞台にしたいと思っています。ドードーは飛べません。じゃあまあ仕方ないかとドードーと同じく飛べない我々は歩いてみます。ひとまず進んでみて、とあるドアを開ける瞬間。そこに何かあるのか、ないのか、わからないけれど、そこまでの1人芝居です。しかし同時に、この演劇は、彼女にとって幸か不幸かわかりませんが、舞台上でたった1人で立つことになった踊り子ありさんを起点に、まず私、そしてそこから、隣人、友人、家族、お客様、時代、場所、海、電車、土地などなど、そしてそこからもどんどん拡張し、転がり、流浪し、たくさんの方となんだか繋がっている感覚を持てるような、そんな演劇になったらいいなと思っています。
スヌーヌーは遊園地再生事業団、ミクニヤナイハラプロジェクトなどで女優として活躍してきた笠木泉の個人ユニット。今回は旗揚げ公演で作・演出を笠木泉が務めるはえぎわの女優「踊り子あり」の一人芝居となっている。
実は会場で当日パンフを読むまでは笠木泉の一人芝居で、踊り子(ダンサー)として何人かがゲスト出演するんだとばかり思っていたのだが、踊り子ありというのはこれで芸名で女優さんなのだった。
最近、若い劇作家たちの作品にダイアログが減ってきてモノローグが多いことが、気になっている。綾門優季はこれについてTwitterなどが影響しているのではないかという仮説を提唱している。