ナタリー主催企画「ライブナタリー "TEAM SHACHI"」<昼公演>~シャチにボイメン 会いにおいで~@Zepp Haneda(配信)
ともに名古屋に本拠地を置くTEAM SHACHIとBOYS AND MENの2グループによる初めてのジョイントライブ。ともにキャラ的なノリの良さと観客も踊れる楽曲という共通点もあり、いい感じのマッチングだったのではないか。同じ名古屋を拠点としていてイベントなどでは顔を会わせる機会もあったのにこれまで共演の機会がなかったのは女性アイドルと男性アイドル(とは称してないがそういう要素は強い)ではファン同士がざわざわすることも多く、それがなかなかこうしたブッキングがされない理由にもなるようだが*1今回はナタリーの企画にTEAM SHACHI側がオファーを出して実現したということらしい。
今回はブラス民(ブラス隊)も帯同、前回見た豊洲PITのライブはバンドセットで行ったが、ブラス民は映像のみの出演であった。今回はバンド演奏は録音を使ったが、ブラス民が加わると音の迫力が全然違うというのが、配信映像を通してであってもはっきりと分かった。秋に予定されている横浜のライブではコロナの状況さえ許せばバンド、ブラス、メンバーが揃い踏みした完全体のライブが楽しめそうで、今回の配信ライブはその予感を感じさせるものであった。
スタプラの妹グループのファンの中にはTEAM SHACHIのことを軽く見ている人もいるようだが、間違いなく実力はある。ダンスや歌の実力だけがアイドルの魅力ではないが、Zepp Hanedaで妹グループの中では実力派のアメフラっシのライブを見てきたばかりであるため、余計にステージングや観客を盛りあげていく底力においてまだまだ差があることを感じざるをえなかった。観客の動員力とは関係なく、近く新体制に移管するたこやきレインボーをはじめ、ももクロ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHIはそれぞれのグループのパフォーマンスには違いがあるが、それはあくまで方向性の違いであって、それぞれの実力は拮抗しているなと感じた*2。
この日のTEAM SHACHIのセットリストで興味深いのは現体制になってからはあまりやられることのなかったチームしゃちほこ時代の代表的な楽曲をアレンジを変えることで新たなレパートリーとして復活させようという狙いが明確になってきていることだ。この日のセトリの中では「首都移転計画」「乙女受験戦争」がそれで、「首都移転計画」はBOYS AND MENとのジョイントライブということもあり、名古屋に纏わる楽曲をとの狙いもあったとも思うが新アレンジで見事に蘇ったといっていいだろう。ボイメンの「進化理論」のカバーも完全にTEAM SHACHIオリジナル曲のような仕上がりになっていてよかったと思う。ももクロは氣志團の楽曲などを勝手にカバーした挙げ句、自分のものにしてしめうのを得意技にしているが、TEAM SHACHIもこのままいただいてしまえばいいと思う(笑)。
<昼公演>~シャチにボイメン 会いにおいで~
<夜公演>~ARE YOU READY FOR THE FUTURE?~【日時】
2021年5月16日(日)
<昼公演> 開場:13:00 開演:13:45
<夜公演> 開場:17:45 開演:18:30※BOYS AND MENは昼公演のみ出演
【会場】
東京・Zepp Haneda
【出演者】
TEAM SHACHI / BOYS AND MEN(昼公演のみ)
【生配信】
昼公演のみ、dtvチャンネルとひかりTVで生配信を行います。
▶dTVチャンネルはこちら
▶ひかりTVはこちら
【入場料】
<昼公演>全席指定:6,000円(税込)
<夜公演>全席指定:5,500円(税込)
<通し券>11,000円(税込)
※各公演ごとにドリンク代別途必要
※通し券の販売はTEAM SHACHIのFC先行のみとなります。
【チケット一般発売<先着>】
●販売期間:5月1日(土)10:00~5月15日(土)23:59
●イープラス:https://eplus.jp/teamshachi0516/
●チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/teamshachi-t/(Pコード:195-221)
ローソンチケット:https://l-tike.com/teamshachi0516/(Lコード:74141)
詳細はイベントHPへ
https://live.natalie.mu/event/livenatalie210516
【主催・企画】株式会社ナターシャ
【制作・問い合わせ】サンライズプロモーション東京
TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)
ブラス民のお友達のグループというのだが、もしかしたら……。
mos-official.jp
TEAM SHACHIとBOYS AND MENの兼オタの人の熱い感想
bcszks.hateblo.jp