「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(六本木・森美術館)を観る。
キュレーター・チーム
天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大学教授)、荒木夏実(森美術館キュレーター)、
佐藤直樹(ASYLアートディレクター)、椹木野衣(美術評論家)参加アーティスト
飴屋法水、池水慶一、伊藤ガビン、岩崎貴宏、宇川直宏、内原恭彦、内山英明、
Ages5&Up、榎忠、エンライトメント、小粥丈晴、鬼頭健吾、小林耕平、
さかぎしよしおう、佐藤雅彦+桐山孝司、関口敦仁、立石大河亞、田中偉一郎、
田中信行、チェルフィッチュ、辻川幸一郎、できやよい、中西信洋、名和晃平、
長谷川踏太/TOMATO、原 真一、春木麻衣子、東恩納裕一、冨谷悦子、眞島竜男、
丸山清人、山口崇司/d.v.d、横山裕一、吉野辰海、吉村芳生、四谷シモン
「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」*1から3年である。今回の作家選択などを見るとそれだけではないのであるが、若い世代の美術家の作品を展望するという側面もこの「六本木クロッシング」にはあるわけだから、3年というのはいい頃合いといえなくもないかもしれない。ただ、前回の「六本木クロッシング」が6人のキュレーターが選んだ57組の作品だったのに対して、今回は「4人のキュレーターによる今見せるべきアーティスト36組」だから前回取り上げた作家は優れていたとしても選ばないという縛りがあるのだとしても質量ともに見劣りがするのが少し残念であった。