燐光群+グッドフェローズ プロデュース「ローゼ・ベルント Rose Bernd」(尼崎ピッコロシアター 大ホール)を観る。
作ゲアハルト・ハウプトマン Gerhart Hauptmann
ゲアハルト・ハウプトマン(Gerhart Hauptmann, 1862〜1946)
劇作家、小説家、詩人。1912年にノーベル文学賞を受賞。ドイツ自然主義演劇の中心的人物とされており、日本でも築地小劇場の時代、活発に紹介されていた。戯曲の第一作は、イプセンの影響を受けた『日の出前』(1889年)。労働者の抱える問題を自然主義的手法で描き下層階級の生活を描写した『織工』(1892年)は久保栄の翻訳で知られる。その後、作風は幅を広げ、風刺喜劇『ビーバーの毛皮』(1893年)、ロマン主義的な『ハンネレの昇天』(1893年)、象徴主義の『沈鐘』(1896年)、童話劇に近いものや歴史劇もある。『寂しき人々』など個人体験に基づいた作品も多い。また、シェイクスピアの『ハムレット』をオリジナルバージョンに忠実に再現する実験も行っている。上演台本・演出坂手洋二
[底本 番匠谷英一訳 角川文庫『枯葉』]
キャスト 占部房子 西山水木 大鷹明良 猪熊恒和 大西孝洋 鴨川てんし 嚴樫佑介 樋尾麻衣子 安仁屋美峰 川中健次郎 中山マリ
美術・衣裳○伊藤雅子 照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○高橋淳一 鼓手○西川大輔 演出助手○清水弥生・武山尚史・秋葉ヨリエ 文芸助手○久保志乃ぶ
写真○Yurizo 宣伝意匠○高崎勝也 協力○(株)アルファエージェンシー 小野事務所 M.M.P
制作○古元道広・近藤順子Company Staff○宮島千栄・江口敦子・向井孝成・杉山英之・小金井篤・桐畑理佳・阿諏訪麻子・伊勢谷能宣・吉成淳一・鈴木陽介・成瀬美子