主演・振付:横町慶子、声の出演:田口トモロヲ、
音楽監督:菊地成孔
作・演出・美術:林巻子、照明:岡野昌代、音響:加藤温、
映像:ニシモトタロウ・田苗見知理
衣装:MARCO、舞台監督:橋本加奈子、
制作:little giants、企画・製作:ロマンチカ
演出・林巻子=出演・横町慶子のコンビによるロマンチカの復活は今年の最後を飾る嬉しいニュースであった。前回公演の「Porno」*1が2006年3月のことだったから、以来4年近い年月が流れているわけだが、「Porno」はどちらかというとレビューに近いパフォーマンスであった。はっきりと筋立てのある演劇的パフォーマンスということになるとひょっとしたらシアターアプルで上演したロマンチカ「悪徳の栄え・美徳の不幸」(1996年)以来じゃないか。ということはその間に何度かレビューないしパフォーマンスの舞台はあったとはいえ、なんと13年ぶりの演劇舞台となったわけだ。
ロマンチカ「悪徳の栄え・美徳の不幸」
@新宿・シアターアプル (1996/3/28-31 6ステージ)
原作:マルキ・ド・サド 訳:澁澤龍彦 構成・演出・美術:林巻子
出演:原サチコ(ジュリエット)、横町慶子(ジュスチーヌ)
田村敦(高利貸デュ・アルパン)、島田康恵(デュ・アルパン夫人)
田中麻美(娼婦ファティーム)、林祐司(大泥棒ドルヴァル)、
渡辺敬彦(遊蕩児ノアルスイユ)、山田絵美子(ノアルスイユ夫人)
右田晃(男色家ブルサック侯爵)、内山嵩(従僕ジャスマン)
満留宏子、林祐司、田村敦、オクダサトシ、来栖礼子、末永きみよ、
池田明結未、松根恭子、澤田優子、高橋滋己、石野珠麻、オクダサトシ
右田晃、高橋滋己
http://www.lapnet.jp/eventinfo/special/lm/hpp/09/news/news_091203_01.html