下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

「ダンス×アート 源流を探る ピナ・バウシュ」セミネールin東心斎橋

 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうというレクチャー&映像上映会セミネール。新シリーズ「ダンス×アート 源流を探る」では80年代に日本に衝撃を与え、日本にコンテンポラリーダンスというジャンルが誕生するきっかけを作った海外アーティストを紹介していきたいと考えています。今回は「源流を探る」の第3弾としてピナ・バウシュを取り上げます。
 昨年から開始した新シリーズ「ダンス×アート」ではジャンルが一般化してから30年近い歳月がたちどこか閉塞感がただようような最近のコンテンポラリーダンスの状況に風穴をあけるためにも、「新鮮な驚きを私たちにもたらしたコンテンポラリーダンスとはいったい何だったのか」というのをもう一度原点に返ってじっくりと考えてみたいと思います。
 これまでレクチャーではウィリアム・フォーサイス*1ローザス(=アンナ・テレサ・ド・ケースマイケル)*2を取り上げてきましたが今回はピナ・バウシュを取り上げます。ピナ・バウシュは日本のコンテンポラリーダンスに与えた影響の大きさにおいてはその2人にひけをとらない。それどころかもっとも大きな影響を与え、そして現在も与え続けているかもしれません。
 それだけに2009年の突然ともいえる死は私たちを驚かせるとともに嘆かせましたが、2月には世界初の3Dダンス映画としてヴィム・ヴェンダース*3が製作した「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」が日本でもついに封切りになり、それに合わせてピナ再評価の機運にも拍車がかかりそうです。
 映画はすでに大阪ヨーロッパ映画祭のオープニング上映として私も見たのですが本当に素晴らしい出来栄えのもので、2月の封切りの際にはピナのファンはもちろんそうでない人もぜひ一度は見てほしいのですが、今回はその前に「予告編」的にピナ・バウシュとはどんな振付家であったのかということについて、映像を交えながら楽しんで知ってもらいたいと思います。
コーディネーター・中西理(演劇舞踊評論)
「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」予告編

ピナ・バウシュ春の祭典

  

【日時】2012年1月31日(火)p.m.7:30〜 
【場所】〔FINNEGANS WAKE〕1+1 にて

【料金】¥1500[1ドリンク付] (※学生¥1200・1ドリンク付)
 ※[予約優先]  定員20人ほどのスペースなので、出来るだけ予約をお願い致します。当日飛び込みも満席でなければ可能ですが、+300円となります。なお、満席の場合お断りすることもあります。
【予約・お問い合わせ】 ●メール fw1212+yoyaku.120131@gmail.com あるいはBXL02200@nifty.ne.jp(中西)まで お名前 人数 お客様のE-MAIL お客様のTEL お客様の住所をご記入のうえ、 上記アドレスまでお申し込み下さい。ツイッター(@simokitazawa)での予約も受け付けます。
●(電話での予約・問い合わせ)
06-6251-9988 PM8:00〜 〔FINNEGANS WAKE]1+1 まで。
▼web:fw1plus1.info
Bridge Gallery & Bar 〔FINNEGANS WAKE〕1+1
大阪市中央区東心斎橋1-6-31 リードプラザ心斎橋5F
東心斎橋、清水通り。南警察署2軒西へ)

http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/10001125