下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

2004-01-01から1年間の記事一覧

ク・ナウカ「マクベス」(ザ・スズナリ)を観劇。 宮城聰版「マクベス」は以前利賀での上演を見ているのだが、今回は新演出版で今年の春パリ公演で上演。日本ではこれが初演となる。主役のマクベスは阿部一徳が言動一致体で演じ、残りの出演者はすべて女優と…

桃唄309「K病院の引っ越し」(こまばアゴラ劇場)を観劇。

ジャブジャブサーキット「しずかなごはん」*1(ザ・スズナリ)を観劇。 *1:大阪公演の感想はhttp://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20041029

平田オリザ+松田正隆「天の煙」@尼崎ピッコロ劇場

平田オリザ+松田正隆「天の煙」を(尼崎ピッコロ劇場)観劇。 出演:* オーディション合格者 秋葉由麻* :霧子(姉) 吉江麻樹*[兵庫県立ピッコロ劇団]:毬子(妹) 佐藤誓:時男(妹の夫)内田淳子 :梅野(小間使い) 増田理* :鞭留(ムチル 使用人) 松…

平田オリザ+松田正隆「天の煙」

この芝居なぜ6時半開演なのだ。それでもぎりぎり間に合う計算で電車に飛び乗ったら、なんとJRは事故で列車に遅れ。そのため、冒頭の部分を少し見逃してしまった。

graggio「残り香」を(アートシアターdB)観劇。

ZLVZX「サド侯爵夫人」@大阪青少年センターパブリックスペース

ZLVZX「サド侯爵夫人」を(大阪青少年センターパブリックスペース)を観劇。

JCDN巡回公演「踊りに行くぜ!!」in広島(アステールプラザ多目的ホール)を観劇。 近藤良平+黒田育世(東京)/G/合田緑+合田有紀(松山)/身体表現サークル(広島)/中島由美子(広島)

塚原史「ダダ・シュルレアリスムの時代」

塚原史「ダダ・シュルレアリスムの時代」(ちくま学芸文庫)を読了。 ダダ・シュルレアリスムの通史、といってもトリスタン・ツァラについての記述は過半を占め、ダダイスムについての本といった方がいいのだが、このツァラという人、実にカッコいいのだ。シ…

エメスズキ×ロヲ=タァル=ヴォガ「結婚は”私”を改造できるか」

エメスズキ×ロヲ=タァル=ヴォガ「結婚は”私”を改造できるか」(アリス零番館−IST)を観劇。

法月綸太郎「生首に聞いてみろ」 ISBN:4048734741(角川書店)を読了。

amimoto sayumi「火ト種」(box gyallery and bar FINNEGANS WAKE)を見る。 知り合いの女の子が写真展をやったので見にいったのだが、これが意外と面白かった。夜の窓の写真を撮って、それを印画紙に焼き付けたプリントの表面に火(やハンダゴテなど)で熱…

amimoto sayumi「火ト種」

大阪松竹座歌舞伎11月特別公演(大阪松竹座)を観劇。 「伽羅先代萩」*12幕3場 「竹の間」「御殿」「床下」 政岡・玉三郎 沖の井・仁木弾正 染五郎 荒獅子男之助 弥十郎 八汐 扇雀 ひさびさの歌舞伎観劇。本当は今月は「伽羅先代萩」のほかに「船弁慶」も…

ジェロームKジェローム「ボートの三人男 犬は勘定に入れません」

ジェロームKジェローム「ボートの三人男 犬は勘定に入れません」(中公文庫)ISBN:4122003512。ボートの三人男 (中公文庫)作者: ジェローム・K.ジェローム,丸谷才一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1976/07/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 9回…

トム・プロジェクトプロデュース「帰郷」

トム・プロジェクトプロデュース「帰郷」(京都市呉竹文化センター)を見る。 松田正隆の書き下ろし新作。もう1本の新作「天の煙」(平田オリザ演出)の方はまだ見てないものの、今年は羊団「石を投げないで」、マレビトの会「島式振動器官」*1にはじまり、…

「岩瀬直美 キラキラちら見」

「岩瀬直美 キラキラちら見」(ギャラリーツインスペース)を見る。 現役高校生によるコラージュ絵画。

トム・プロジェクト「帰郷」

朝から仕事の後、ギャラリーに行く。

「アトリエ・ワン 街の使い方」展(キリンプラザ大阪)を見る。

チェルフィッチュ「労苦の終わり」

チェルフィッチュ*1「労苦の終わり」(STスポット)を観劇。 今年の春に神戸で見たチェルフィッチュ「三月の5日間」(KAVCギャラリー)があまりにも面白かったので今回の新作にも大きな期待をして出かけたのだが、取り上げた対象はイラク戦争という大状況…

チェルフィッチュ「労苦の終わり」

横浜に行って日本現代演劇において今もっとも刺激的な集団であるチェルフィッチュを観劇。

弘前劇場「賢治幻想 電信柱の歌」@アイホール

弘前劇場「賢治幻想 電信柱の歌」(アイホール)を観劇。

西天満ギャラリー巡り

「原田一展」「築山恭子展」(ギャラリー白)を見る。 ここでよく展示されているような「抽象画」がどうも苦手だというのが何度も見るうちにしだいに分かってきたのだけれど、今回展示していた築山恭子という人の作品*1はこれが現代美術かどうかって聞かれる…

弘前劇場「賢治幻想 電信柱の歌」

西天満ギャラリーを回る。

金森穣Noism04「black ice」

金森穣Noism04「black ice」(びわ湖ホール)を観劇。 うーん、どうなんだろう。ダンス作品としてのクオリティーはそれなりに高いから評価をする人はいるだろうけれど、私としては日本のコンテンポラリーダンスという文脈でこの作品を評価してはいけないので…

「これはデュシャンではない」、ですか 藤本由紀夫・森村泰昌二人展

「これはデュシャンではない」、ですか 藤本由紀夫・森村泰昌二人展(MEM gallery)を見る。 中之島に移転した国立国際美術館の開館企画「マルセル・デュシャンと20世紀美術」の関連企画。共同制作の「泉」という作品があって、これは当然デュシャンの「泉」…

巌谷国士「シュルレアリスムとは何か」(ちくま学芸文庫)を読了。 維新派「キートン」の公演がきっかけでシュルレアリスムに興味を持ち、ちょっと調べ直している。この本は入門書だが、講義を筆記したもののためか、後半はシュルレアリスム自体からどんどん…

シベリア少女鉄道「VR」(下北沢駅前劇場)を観劇。 「VR」→「ER」→「VR]という構成のアイデアが秀逸。ただ、仕掛けの効果が十全に舞台で実現されたかというと若干の疑問もないではなかった。よくも悪くも舞台で映像を使うことの難しさが露呈した作品だった…

「草間彌生―永遠の現在」(国立近代美術館)を見る。 この写真を見ただけでもいかにもただものじゃない面構えなのだが、草間彌生の場合、作品はもっと凄みがあった。春に見た六本木森美術館の「クサマトリックス」は新作中心であったが、こちらは10代の時の…

シベリア少女鉄道「VR」

チェルフィッチュとシベリア少女鉄道の2本立てを見る予定だったが、急遽チェルフィッチュを日曜日2ステージ見ることに予定を変更。行けなかった公演の代わりに東京の美術館・ギャラリーを周る。