下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

トヨタコレオグラフィーアワード2008授賞式・受賞公演

トヨタコレオグラフィーアワード2008授賞式・受賞公演」世田谷パブリックシアター)を見る。

授賞式・審査員講評
ネクステージ審査員】
John Ashford(ザ・プレイス シアターディレクター)
石井達朗(舞踊評論家)
伊藤キム(振付家・ダンサー)
Margaret Lawrence(ダートマス大学ホプキンスセンター プログラムディレクター)
受賞公演
きたまり(KIKIKIKIKIKI)「サカリバ007」オーディエンス賞
KENTARO!! 「泣くな、東京で待て」オーディエンス賞・ネクステージ特別賞
鈴木ユキオ(金魚)「沈黙とはかりあえるほどに」次代を担う振付家賞

今年はこれまで審査会後、すぐに行っていた授賞式を翌日回しにして、受賞者公演も行うように変更になった。実は前日の夜に結果だけが審査員も同席せずに事務局側からそれこそ事務的に発表になったので「これはないんじゃないか」と思ったのだが、受賞公演をちゃんとすぐにやって選考会で見られなかった人に見てもらう場を作るということはよいことだし、今年初めてきちんとした形で行った審査員講評にも事前に準備が可能となる、という意味では
コンペ独特の結果発表の緊張感はないけれど、これはこれでいいかもと思った。ただ、前日の発表はショーアップしなくてもいいけれど、「はいはい。じゃあ、結果いいまーす」みたいのじゃなくて、もうちょっとなんとかならんかと思ったのは確か。