下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

アイホールダンスコレクション vol.58[チェルフィッチュ・teuto]@アイホール

アイホールダンスコレクション vol.58
「演劇をフィールドとする演出家による身体性にフォーカスした作品、2本立て公演」
チェルフィッチュ『クーラー』テキスト・演出=岡田利規
出演=山縣太一,安藤真理

※初演…WE LOVE DANCE FESTIVAL(2004年8月アートコンプレックス1928)

チェルフィッチュHP】http://chelfitsch.net/
teuto vol.5『ソーグー』
作=吉澤祐太
振付=芦谷康介
振付・演出・美術=杉原邦生

出演=芦谷康介 京極朋彦 黒田政秀 竹内英明 小須田衣里 富松悠 舟木マロン

※初演…Take a chance project“Platform”(2006年6月アイホール
舞台監督=西田聖 照明=魚森理恵 チェルフィッチュ音響=大久保歩 teuto音響=加藤陽一
宣伝美術=イトウユウヤ ディレクター=小倉由佳子 ◎主催=(財)伊丹市文化振興財団・伊丹市

どちらも演劇を主たる活動領域とする演出家によるダンス作品の2本立て。ダンス作品とは書いたがどちらもいわゆるコンテンポラリーダンスという風に考えたイメージとは大きく異なる作品であり、実はこの日はこの2作品の後、維新派「ろじ式」の舞台も引き続き見たこともあって、ダンスと演劇の関係についていろいろ考えさせられることになった。