アップデイトダンス No.62 KARAS「青い記録」@荻窪アパラタス
演出・照明・出演 勅使川原三郎
今回の新作の使用音楽はF.シューベルト作曲のピアノソナタ20番です。
〈勅使川原三郎からのコメント〉
「場から音楽がつくる空間へ」
ある部分を延々リピート構成。
無時間的場所を作るために。
舞台という場が、音楽によって
どこでもない平面から徐々に変容して、
深みや起伏の空間を生み出し、
どこへも行かずに旅に出て、どこでも無いここに戻る。
【日時】
5月29日(水)20:00
5月30日(木)20:00
5月31日(金)20:00
6月1日(土)16:00
*受付開始は30分前、客席開場は10分前
【料金】
一般 予約 3,000円 当日3,500円
学生 2,000円 *予約・当日共に
勅使川原三郎のソロ作品「青い記録」の初演。シューベルトのピアノソナタの一部分をリピートさせ、それを背景に勅使川原が踊るというきわめてシンプルな構成である。
最近の勅使川原三郎作品はデュオ作品が多く、一緒に踊る佐東利穂子がダンスアクトレスとして優れた資質を持つ長所を生かすため文学作品やオペラといった物語性の高い作品が多くなっていた。
ソロ新作である本編はそうした作品とは対極的な作品。
*♪シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D959 / アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
シューベルト: ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959 内田光子 1997