ダムタイプ展@東京都現代美術館
Voyage
memorandum
東京都現代美術館で開催中の展覧会『ダムタイプ|アクション+リフレクション』は1月も継続中。1990年代に世界を席巻したマルチメディアパフォーマンスグループ、ダムタイプの大規模な回顧展で必見の展覧会。12月は多忙のために出かけることができず。年明けにようやく出かけることができた。
今回の展示はポンピドゥー・センター・メッス分館での個展(2018年)の作品群に新作を加えてバージョンアップしたものである。古橋悌二生前のパフォーマンス《Pleasure Life》に基づく《Playback》、初演時の舞台装置の再現《pH》、「人間の条件」展(1994)と同年の舞台《S/N》による作品《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》や、古橋没後の3つのパフォーマンスを再構成した《MEMORANDUM OR VOYAGE》(2014) に加え、古橋悌二《LOVERS》(1994/2001、second edition、国立国際美術館所蔵)を展示し(2020 年1 月19 日まで)、卓越したサウンドデザインによる空間体験を提供している。
よかったのはシャープなデザインが今でも古びていないクオリティーの高さを感じさせた《MEMORANDUM OR VOYAGE》=上記写真参照。
TV大の小型モニターで映された映像が予想以上に多く、この日は同伴者がいたこともあり、全部を見直すことができなかったので、会期中にもう一度見に行きたいと思う。