下北沢通信

中西理の下北沢通信

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CAPI「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」@こまばアゴラ劇場

CAPI「Gengangere 再び立ち現れるもの 亡霊たち」@こまばアゴラ劇場

右腕骨折のため観劇中止。

作:イプセン 翻訳・演出:毛利三彌
企画:髙山春夫/中山一朗/久保庭尚子/藤井由紀


いまこの日本では、いや世界中いたるところで、死んだはずの古い考えや思いがひしめき合っている!
それは再び立ち現れて、われわれを支配する!亡霊たち!
浜の真砂ほどに夥しく、この胸の中、新聞の行間にひそむ亡霊をどうしても追い払うことができない!
イプセンよ、どうすればいいのだ?」
「作者は問うのみ、答えるのはあなたたち!」


富山県利賀村で世界的な活動を続ける劇団SCOTの主催者、鈴木忠志氏と10年以上に渡り活動を共にし、世界各地の舞台に立ってきた髙山春夫、中山一朗、久保庭尚子、そして1960年代から日本の演劇界に刺激を与え続けている劇作家、唐十郎氏と長年共に活動している藤井由紀が、2014年に別役実作「マッチ売りの少女」での共演を機に、2015年9月1日に一般社団法人CAPI (コンテンポラリーアーツプロジェクトインターナショナル)を設立。
役者の立場から或いは個々の役の状況から作品を捉え直し、読み解いてゆくことで、作品の新たな解釈・魅力を引き出してゆくことを目標に、メンバーで上演してみたい作品を企画・上演している。2016年にアゴラ劇場で上演されたベケット作「ゴドーを待ちながら」(河合祥一郎新訳・演出)は、メンバーからの発案により立ち上がった企画。



出演

久保庭尚子 西山聖了(YOUGOTRUST) 中山一朗 髙山春夫(プロダクション・エース) 藤井由紀(
唐組)

スタッフ

翻訳・演出:毛利三彌
演出助手:中川順子
照明:渡邉雄太
照明操作:渡邉京子、横山紗木里
音響:渡邉邦男
宣伝美術:海野温子
舞台監督/制作補助:世amI
芸術総監督:平田オリザ
技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)

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