下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

お薦め芝居1月

お薦め芝居1月(http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/10000601)を執筆。

ヤザキタケシ「in the Octopus Garden 〜柔らかな夜に蛸は〜」

ヤザキタケシ「in the Octopus Garden 〜柔らかな夜に蛸は〜」(アトリエ劇研)を観劇。

いるかHotel 「月と牛の耳」

いるかHotel 「月と牛の耳」*1(HEP HALL)を観劇。 畑澤聖悟(渡辺源四郎商店)が弘前劇場時代の2001年に上演した代表作を谷省吾(いるかHotel/遊気舎)が演出。やはり、畑澤作品である「背中まで四十分」との2本立てという意欲的な企画だが、この日は初日…

再び「さきら問題」

音楽ジャーナリスト・渡辺和氏が栗東でおこなわれた第2回さきらシンポジウム「さきらはいったいだれのもの?」のレポート*1を掲載している。「さきら問題」とは滋賀県栗東市にある栗東芸術文化会館さきらを運営してきた「財団法人栗東市文化体育振興事業団」…

横浜ダンスコレクションR '06

「横浜ダンスコレクションR '06」(横浜赤レンガ倉庫)を観劇。 《横浜ダンスコレクションR '06》 岡本真理子振付作品:『プチサバイバル・ガーデン』新作 (2005年 横浜ソロ×デュオ<Compétition>+【若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞振付家】) …

「杉本博司 時間の終り」展

「杉本博司 時間の終り」展(六本木森美術館)を見る。 2005年にこれを見ていたら、年末回顧*1でベスト1だったかもしれない。この日は展覧会の最終日ゆえ、やっとのことで駆け込みセーフ。しかも、朝早起きして東京入りして、この後ダンス公演に行くために…

山本太郎*1+樋口賢太郎「二人の太郎は同じ初夢を見るか?」

山本太郎+樋口賢太郎「二人の太郎は同じ初夢を見るか?」(neutron)を見る。 「ニッポン画家」山本太郎と、東京のイラストレーター ・デザイナーの樋口賢太郎の二人の「太郎」による2人展。 山本太郎は日本画ならぬ「ニッポン画*1」を提唱するアーティス…

ロヲ=タァル=ヴォガ 「Ato-Saki」

ロヲ=タァル=ヴォガ 「Ato-Saki」(アートコンプレックス)を観劇。 脚本・演出・音楽/近藤和見 ロヲ=タァル=ヴォガはともに維新派出身の草壁カゲロヲと近藤和見が結成した集団。これまで吉田神社での野外劇公演「葉洩れ陽のジギタリス」やOMSでのパフ…

「堀尾貞治 あたりまえのこと」

「堀尾貞治 あたりまえのこと」(アートスペース虹)を見る。

「ドイツ現代写真の現在 かわりゆく『現実』と向かいあうために」

「ドイツ現代写真の現在 かわりゆく『現実』と向かいあうために」(京都国立近代美術館)を見る。 ベッヒャー夫妻とその弟子たち、さらにその後の新世代の作家たちを紹介したドイツ現代写真展。昨年東京でやっている時から楽しみにしていて、京都にやって来…

宮下誠「20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す」

宮下誠「20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す」(光文社新書)を読了。 最近、ギャラリーなどで現代美術の作品を見て回る機会が増えてきて、分かってきたことがある。それは私には絵が分からない、ということだ。分からないなどと書くと、芸術は感性の産…

横山秀夫「震度0」

横山秀夫「震度0」(朝日新聞社)を読了。 警察を舞台に組織そのものを描くのが、横山秀夫の特徴だが、「震度0」もそうした横山節が存分に発揮された小説だった。一応、警察幹部の謎の失踪が事件としては描かれてはいるのだが、そこで展開していくのは組織内…

このミス2006

覚書代わりにこのミス2006のベスト20を転載しておく。昨年(2005年)はこのサイトでは忙しくて全然触れてないけれど結構、新刊も読んだつもりだったのだが、国内・海外ともに1冊たりともかすってない*1のに愕然とさせられた。もっとも「震度0」「愚か者死す…

ポール・アルテ*2「カーテンの陰の死」

ポール・アルテ「カーテンの陰の死」(早川書房)を読了。 昨年末からこれまで食わず嫌いをしていたポール・アルテの小説を続けて読んでいるのだが、これが「第四の扉」「赤い霧」に続いて3作目となる。 「フランスのディクスン・カー」というのが最初に聞い…

ポール・アルテ「カーテンの陰の死」

実家に帰省

実家に帰省

謹賀新年

謹賀新年。今年もよろしくお願いします。 実家に帰省