下北沢通信

中西理の下北沢通信

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コンフェデ杯決勝 ブラジル代表VSアルゼンチン代表

 ブラジル4−1アルゼンチン
 才能が見事なハーモニーをかもし出しシンクロした時にどんなことが起こりうるかの凄みを見せつけられた感のあった決勝戦であった。アルゼンチンにとってはサビオラの欠場や連戦の疲れなど確かに不利な条件はあったけれどもそういう問題じゃないだろう。もはやこれは笑うしかない。決勝トーナメントに入ってからドイツ戦などを見ても、これは日本と戦った1次リーグとはまったく別のチームに化けかけていると思ってはいたが、まさかこれほどとは。
 それにしてもアドリアーノってなんなの。1点目なんかは見ていて唖然呆然。あんなのを決められたんじゃ、組織がなんだとかいっても所詮、引かれものの小唄。反則技だよ、もうあれは存在自体が……。それにしてもここまでの結果を見せ付けられると逆にロナウドが戻ってきたらどうするのというのが余計な心配ながら気になってしまう。いくら、ブラジルでもアドリアーノ、カカ、ロナウジーニョロビーニョに加えて、さらにロナウドが出場するというシステムは考えられないと思うから、前の4人のうち誰かがはずれないといけないのだけれど、例えばロビーニョをはずすにしてもその代わりにロナウドを入れて機能するのだろうか。誰か出れなくなるのはその人を日本代表にジーコ特別枠としてわけてほしい。そうしたら、ブラジルは無理にしてもその他のチームには十分対抗できそうな気がするのだけれど、やはり無理か(笑い)。