KUDAN Project「百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん」(愛知県勤労会館)を観劇。
しりあがり寿の原作を少年王者舘の天野天街が演出。天野は「真夜中の弥次さん喜多さん」を2人芝居ということで上演してきたのだが、今回は出演者が100人ということで100人芝居である。もっとも、実際には出演者は100人を大きく超えて、162人にまで膨れ上がった。
100人以上の人間を舞台に乗せて果たして収拾がとれるのだろうか。半信半疑での観劇だったのだけれど、冒頭近くの王者舘ダンスを100人以上でやるところでまずノックダウン。やはり数は力なのであった。これを見ただけでも以前から王者舘の舞台に接してきた人間としては思わず背筋がゾクゾクさせられた。