下北沢通信

中西理の下北沢通信

現代演劇やコンテンポラリーダンス、アイドル、ミステリなど様々な文化的事象を批評するサイト。ブログの読者募集中。上記についての原稿執筆引き受けます。転載依頼も大歓迎。simokita123@gmail.comに連絡お願いします。

踊りに行くぜin広島

踊りに行くぜ!!in広島広島市現代美術館)を観劇。

美音異星人(広島)
■「美音異星人」
■振付・出演:美音異星人
■出演:隊員1号、隊員2号

はと(広島)
■「豆」
■振付・出演:はと
■音楽・出演:ゴトウイズミ+アコーディオン

カワムラアツノリ(東京)
■「精神寄生体」
■振付・出演:カワムラアツノリ

伊藤愛(神戸)
■「Face to Face vol.1」
■振付・出演:伊藤 愛
■出演:垣尾 優
■構成・演出:岡 登志子

丹野賢一/NUMBERING MACHINE(東京)
■「012-RAG」
■演出・出演:丹野賢一
■音楽・出演:松本じろ(鋼鉄児童舎)、スカンク(MEXI)

 「踊りに行くぜ!!in広島」の今回の会場は広島市現代美術館。その会場に合わせたわけではないだろうが、広島からの今回参加の2組(美音異星人、はと)はいずれもダンス畑ではなくて、美術畑を中心にこれまで活動してきた人たちだった。広島といえば身体表現サークルももともと美術専攻の学生たちによるパフォーマンスであったし、こういう風にダンスの本丸とは少し離れたところから、ポンと新たな才能が登場する。そういうほかの会場にはない破天荒な雰囲気があるのが「踊りに行くぜ!!」in広島の面白さかもしれない。