原作:アントン・チェーホフ
翻訳:神西清
演出:三浦基
出演
安部聡子 石田大 窪田史恵 河野早紀 小林洋平
スタッフ
美術=杉山至+鴉屋 特殊装置=石黒猛 照明=宮島靖和(RYU)
音響=堂岡俊弘 衣裳=堂本教子
舞台監督=大鹿展明 テクニカル・コーディネーター=關秀哉(RYU)
宣伝美術=相模友士郎 制作=田嶋結菜
地点「かもめ」@びわ湖ホール
地点「かもめ」@アートコンプレックス1928観劇。地点「かもめ」では以前、桟橋の舞台装置をつかったのを見た*1がそれとは全く異なる演出。ただ、興味深いのは三浦基の演出はこの作品にチェーホフがこめ観客に投げ掛けた数多くの謎をこの戯曲を解釈するのでなく、そのまま舞台に上げていることだ。このため観劇後の観客、少なくとも私の脳裏にはいくつもの???渦巻くことになった。トレープレフの自殺の動機は?ニーナの独白はどこまで本音を語っているのか?……。